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これだけでOK!SnowPro Core 合格の勉強法とおすすめ教材まとめ【準備・実践編|Snowflake資格対策】

Last updated at Posted at 2025-12-19

はじめに

こんにちは、なりにゅーです。

私は普段、社内DWHとして Snowflake を利用したり、企業様のデータ連携業務として データ連携基盤ツール を使って、さまざまなシステム間のデータ連携を行っています。

最近は特に、

  • Snowflake へデータ更新(ロード)
  • Snowflake からデータ取得(参照)

といった機会が増えてきました。

ただ正直なところ、
「なんとなく使ってはいるが、他のDWHと何が違うのか?」 があやふやなまま使っていました。
Snowflake は特性を理解せずに使うと、設計や運用で「うっ…」となる場面もでてくるので、体系的に理解したいなと思い、せっかくなら SnowPro Core を受験してみました。

本記事では、私が実際にやった 合格までの学習手順 を「これだけでOK!」な形でまとめます。

本記事の対象読者

  • Snowflake 初級者
  • これから Snowflake を学びたい方
  • せっかくなので資格(SnowPro Core)も取りたい方
  • 他DB経験あり(DB構造・SQL理解が少しはある方)
  • 必要最低限の労力で合格ラインに届きたい方

SnowPro Core 試験の全体像

SnowPro Core の試験概要は、Snowflake 公式サイトにまとまっています。
試験範囲・形式・合格基準などは、必ず公式情報をご確認ください。

項目 内容
試験名称 SnowPro® Core COF-C02
問題数 100問
問題種類 複数選択、多肢選択(1つ選択)
制限時間 115分
言語 英語、日本語, 韓国語、フランス語、スペイン語
登録料 175米ドル
合格点 750点以上

なお、以下の公式情報にある通り、100問の中にはスコアに加算されない問題も含まれているため、試験当日はできなくてもあきらめないようにしましょう!

(公式より引用)
「スコアなしコンテンツ: 試験には、統計情報を収集するための採点対象外の質問が含まれていることがあります。これらの質問はフォームには表示されず、得点に影響しません。また、このような質問がある場合は、回答するための追加の時間が与えられています。」

勉強方法の全体戦略

やったことはシンプルです。

  1. Snowflakeを動かす環境を用意する(無償でOK)
  2. 公式ドキュメント(マニュアル)で理解する
  3. 分からないところは生成AIで補完する
  4. 問題集で理解を確認する(ひたすら解く)

ポイントは、「暗記」ではなく「理解」です。
Snowflake は “思想” を押さえると一気に理解が進みます。

1.Snowflakeを動かす環境を用意しよう

Snowflake は「読んだだけ」ではイメージしにくい箇所が多いです。
なので、まずは 触れる環境 を用意します。

環境は「SQLが実行できる」状態になればOKです。
細かい設定や作り込みは不要で、軽く動かせるだけで十分です。
マニュアルの文章だけ読んでいてもわかりにくいので、画面で動かしながら確認すると効果的です。

2.公式ドキュメント(マニュアル)を読もう

正直に言うと、Snowflake は 「良い教科書がない」 です…。
なので、基本は マニュアルを読んで頑張る しかありません。

ただし、全部読む必要はありません。
SnowPro Core 対策として、私が「ここだけは読んだ(読んでよかった)」と思う範囲をまとめています。(ただし、個人的な見解のため参考程度と考えてください)

▼ おすすめ公式ドキュメント

No. 分野 見る理由(要点) 試験との関係 重要度 公式ドキュメントURL
1 アーキテクチャ Storage / Compute / Cloud Services 分離 思想理解を問う問題が多い ★★★ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/intro-architecture
2 アカウント構成 アカウント・リージョンの考え方 環境設計の理解問題 ★★☆ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/intro-cloud-platforms
https://docs.snowflake.com/en/user-guide/intro-regions.html
3 Virtual Warehouse 性能・コスト・同時実行性 出題頻度が非常に高い ★★★ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/warehouses
4 Warehouse スケーリング マルチクラスター/スケール挙動 パフォーマンス設計問題 ★★★ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/warehouses-multicluster
5 クエリ処理 クエリ実行の流れ 性能・挙動の理解問題 ★★☆ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/ui-snowsight-activity.html
6 マイクロパーティション インデックス不要の理由 パフォーマンス理解 ★★★ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/tables-clustering-micropartitions
7 クラスタリング 明示的な最適化手段 いつ必要かを問われる ★★☆ https://docs.snowflake.com/ja/user-guide/tables-clustering-keys
8 データロード COPY/ロード方式の考え方 データ取込の基礎 ★★☆ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/data-load-overview
9 Semi-Structured Data VARIANT型・JSONの扱い データ型理解問題 ★★☆ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/semistructured-intro
10 Time Travel 過去データ参照・復旧 頻出・選択肢に多い ★★★ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/data-time-travel
11 Fail-safe Time Travelとの違い 差分理解を問われる ★★★ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/data-failsafe
12 Zero-Copy Clone コピーしない複製の思想 PoC・検証用途で出題 ★★★ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/object-clone
13 RBAC(権限管理) ロール中心の設計思想 セキュリティ理解問題 ★★★ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/security-access-control-overview
14 Network Policy 接続制御の考え方 セキュリティ理解 ★★☆ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/network-policies
15 Secure View データを隠して共有 セキュア共有の理解 ★★☆ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/views-secure
16 データ共有 コピーしない共有モデル Snowflakeの強み ★★★ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/data-sharing-intro
17 コスト管理 クレジット消費の考え方 運用・設計系問題 ★★☆ https://docs.snowflake.com/en/user-guide/cost-understanding

おすすめの読み方

  • まず ★★★だけを優先して読む
  • 「全部覚える」ではなく、なぜその仕組みなのかを理解する
  • 理解が曖昧な箇所は、後述の「問題集 → マニュアルに戻る」で固める
  • 2025年12月12日時点の情報となりますのでご注意ください。

3.生成AIを使って理解を加速しよう

マニュアルを読んでも、どうしても「うーん?」となる箇所が出てきます。
そういうときは生成AIがかなり便利です。

例えばこんな投げ方がおすすめです。

  • 「このページの内容を、具体例付きでわかりやすく説明してください」
  • 「SnowflakeのTime Travel と Fail-safe の違いを、ユースケース込みで説明してください」
    サンプル)
    image.png

生成AIは「答え合わせ」ではなく、理解の補助輪として使うのがコツです。
ただご存じのように生成AIはハルシネーションが起きるため、最後はマニュアルで裏取りすると安心です。
私はChatGPT(現行の最新モデル)を利用していましたが、あまりハルシネーションは起きていませんでした。

4.問題集を解こう

私が主に使ったのは Udemy の問題集です。

■問題集

Udemyのコース名

Snowflake Snowpro core: Certification Exam Questions
発行者:Cris Garcia

※比較的頻繁に更新されており、最新情報が反映されている点が良いと感じました。

■やり方

  • シンプルに言うと この問題集をひたすら解く
  • 「正解/不正解」より、なぜその答えになるのかを重視
  • 分からなければ、リンク先の 公式ドキュメントに戻る

■英語が苦手な人へ(私です)

  • 原文が英語のため、ブラウザの翻訳機能(Chrome推奨)を使うのがおすすめです
  • ipad等のアプリを利用すると、翻訳がやりにくいのでおすすめしません。

 例:chrome ブラウザのWEBページ上で右クリックして、「日本語に翻訳」を選択
image.png

ただし、翻訳が変になることがあります。
(コマンドを翻訳してしまう等)

答え部分は原文に戻して確認 すると安全です。
 例:chrome アドレスバーの右にある翻訳ボタンを押下し、「検出された言語」を選択
image.png

問題分例

image.png

■正答率について

合格正答率は 75% ですが、
私は 一度も75%を超えたことがありません!!
それでもかろうじて受かりました。

「マニュアルの内容が理解できている」状態に近づくと、
試験本番はなんとかなります(おそらく…!)。

5.実際にかかった学習時間

以下、私がかかった時間です(参考)。
期間は約2か月程かかりました。

作業内容 時間
Snowflake環境準備 1時間
マニュアル学習 8時間
問題集を解く時間 30時間(2.5時間 × 6章 × 2回)
都度気になる点を確認する時間 24時間(2時間 × 6章 × 2回)
合計 約63時間

※問題を2周まわしたため、時間がかかっていますが、Snowflakeを実務で触っている方は1周だけでも問題ないかもしれません。

6.試験当日

私は試験会場で受ける方が気合が入るので、会場受験しました。
全回答終了して確定ボタンを押した瞬間に合否が出るので、ビビります。

今回は無事合格。
結果は 800点。結構ギリギリですが。。。(750点以上で合格)
image.png

最後に

ここまでお疲れさまでした!

SnowPro Core の勉強は、やることを絞ると意外とシンプルです。

  • Snowflake を軽く動かす環境を用意する
  • 公式ドキュメント(重要箇所だけ)を読む
  • 生成AIで理解を補完する
  • 問題集で理解確認 → マニュアルに戻る

次回は「 迷走・一部課金編」で、
実際に振返って必要なかったなと思う点、課金して微妙だった点なども書こうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

追伸

データ連携プラットフォームの『HULFT Square』を使ってSnowflakeへキーペア接続する方法の記事を投稿しましたので、ご興味があればご参照ください。

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