1. Cloud Loggingとは
Cloud Logging は、Google Cloud が提供するフルマネージドなログ収集・分析サービスです。
以前は Stackdriver Logging という名称でしたが、現在は Cloud Logging に統一されています。
特徴は以下の通り:
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GCPサービスと自動連携(BigQuery, GKE, App Engine, Cloud Functionsなど)
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ログのリアルタイム収集・検索・フィルタ・可視化
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アラートやエクスポートとの連携も可能
Cloud Audit Logs を通じたセキュリティ監査も対応
2. 代表的なログの種類
Cloud Loggingでは、以下のようなログが扱われます。
| ログタイプ | 内容例 |
|---|---|
| アプリログ | Cloud FunctionsやApp Engineが出力するログ |
| システムログ | GCEインスタンスのsyslog、GKEのコンテナログ |
| 監査ログ(Audit) | API呼び出しやIAM変更などの操作履歴 |
| アクセスログ | HTTP(S) Load Balancerのリクエストログなど |
3. ログの確認方法(Cloud Consoleとログクエリ)
3.1 Cloud Consoleから見る方法
1.GCPコンソール左メニューから「Logging」→「ログビューア」を開く
2.対象プロジェクトやリソースを選択
3.フィルタでログレベル(INFO, ERRORなど)やサービスを絞る
3.2 高度なクエリ(ログフィルタ)
resource.type="cloud_function"
severity="ERROR"
timestamp >= "2025-08-01T00:00:00Z"
このように、GCP独自のログクエリ構文で、時刻・リソース・エラーレベルなどを細かく指定できます。
4. Cloud Loggingのユースケース
障害対応
Cloud Runで500エラーが出た → Cloud Loggingで詳細確認
GKEでPodが落ちている → Stackdriver LogsでCrashLoopBackOffの原因特定
セキュリティ監査(Audit Logs)
誰がBigQueryのテーブルを読み取ったか確認
誰がIAMのロールを変更したか追跡
モニタリングとの連携(アラート)
ログ内の"Exception"という文字列の出現数をカウントし、閾値超過でSlackに通知
Pub/Subトピック経由でリアルタイム処理(例:SIEM連携)
5. ログの保存期間とエクスポート
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標準のログは30日間保存(無料枠あり)
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長期保存したい場合は Cloud StorageやBigQueryへのエクスポートを設定可能
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また、不要なログを除外(exclusion)設定することで、ログコスト削減も可能です