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iOSAdvent Calendar 2013

Day 15

アプリのアイコンを自動生成する

Last updated at Posted at 2013-12-15

アイコンをプログラムによって生成して、デフォルトの真っ白なアイコンと差し替えた話です。

問題意識

開発中のiOSアプリはデフォルトで真っ白な(iOS7から幾何学模様)アイコンですが、開発中のアプリをいくつかインストールすると、ホーム画面に真っ白なアイコンがズラズラと並びます。iOSアプリを開発したことのある方であれば、見慣れた光景かと思います。こういう画面だと、一目でどのアイコンがどのアプリか判断つかないし、なによりiOSらしからぬダサいホーム画面になってしまいます。

一目でどれがどのアプリか分かって、かつ開発中のアプリで覆い尽くされてもホーム画面が華やかに見える状態を目指して、今回のソリューションを考案しました。

picon

以上のような問題を解決するため、piconというrubygemを作りました。Xcode 5.0以降が必須です。使い方は簡単で以下のとおりです。

$ gem install picon
$ cd path/to/project
$ picon generate

これでこんな感じになります。

Before

picon_before_s.png

After

picon_after_s.png

piconはアプリのbundle identifier(com.example.SampleApp的なアレ)のハッシュ値に基づいたidenticonを生成し、デフォルトのアイコンと差し替えます。bundle identifierに基づいているので、アプリ毎にユニークなアイコンが生成されます。もちろんiPadやiOS 7など各解像度に合わせて生成して差し替えてくれます。実装の中身としては、Xcode 5.0から追加されたAsset Catalogという機能を使っています。新しいAsset Catalogを作成し、そこに生成したidenticonを追加して、最後にデフォルトのアイコンのAsset Catalogと入れ替えています。ちょっと強引なやり方をしていますが。


デフォルトのアイコンに見飽きたという方は、ぜひお使いください。また、まだまだ完成度は高くないのでpull reqやissueもお待ちしております。

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