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クライアントって言いたくない話〜プロダクトへの向き合い方〜

Last updated at Posted at 2025-12-24

この記事は 株式会社TRAILBLAZER Advent Calendar 2025 最終日(クリスマス)の記事です。


こんにちは、株式会社TRAILBLAZER(トレブレ)ソリューション事業部 部長の直井です。
アドベントカレンダー3回目の登場です。

最終日なので何か締まる話でもしようかと思ったのですが、単なるお気持ち表明のポエムになりそうです。
最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

目次

前置きという名の背景説明

弊社TRAILBLAZER(トレブレ)は、JR西日本グループの機能子会社で、グループ会社一覧では、DXコンサルティングと紹介されています。
弊社サイトでも、「クライアントをJR西日本グループに特化したデジタルコンサルティングエージェンシー。」と紹介されています。

一方、うちの部署、ソリューション事業部は、プロダクト開発が得意なメンバで構成された組織で、事業会社でプロダクトの内製開発をやってきたメンバーが多く在籍しています。
働き方としても、JR西日本グループのプロダクトを自分事として考え、中に入り込んで一緒に内製化を進めています。

グループ会社とは言え別会社なので、正しくクライアントなんですが、うちらの働き方やプロダクトへの向き合い方として言いたくないんだよね、というマインドセット的な話です。

何故言いたくないのか?

プロダクトを自分事に捉えるため

プロダクトは誰のためにあるべきでしょうか?
自分は使ってくれるユーザーのためにあるべきだと考えています。まあ、当たり前ですよね。

もちろん、所有物としては運営している会社のものですし、規模によってはステークホルダーが大勢いることもありますが、プロダクトを利用するユーザーを第一に考えるためにも、担当プロダクトを自分たちのものと同義に捉える必要があると思っています。

普段からクライアントという言葉を使っていると、自分たちのもの、という感覚が薄れ、徐々に自分事として仕事できなくなっていく気がしていて、戒めのためにも意識して使わないようにしています。

コミットメントを強化するため

プロダクトを自分事とし、中に入り込んで一緒にやっていく、というスタンスで仕事していく上で、ユーザーにより良いものを提供する、というコミットメントは非常に重要だと思います。

ここからはクライアントの責任範囲だから、みたいな考え方だと、意思決定が遅くなったり、ホワイトスペースが大きくなって取りこぼしが発生したりして良いプロダクトを作ることができず、結果としてこのコミットメントを守ることができなくなってしまいます。

そうならないためにも、実際は責任が無いことでも自分の責任と思うくらいのコミットをしていく必要があると思っていて、そこにはクライアントという距離を感じるような潜在的な線引は不要と思っています。

何かよそよそしくて嫌だからw

とかなんとか偉そうに言っていますが、いつも一緒に仕事しているのにお客様感出しすぎるのも何かよそよそしくて嫌なんですよね、ってのが大きかったりしますw

実際問題、必要以上の距離感はチームワークや関係構築の阻害要因になりえるので、遠いよりは近い方が良いよね、って思ってやっています。

具体的にどうしているのか

仕事の進め方

自分が思う伴走型の(中に入り込んで一緒にやる)仕事の進め方はこんな感じです。

  1. 最初はある程度引っ張っていくことも必要。
  2. 同じゴールを目指して一緒に走る。
  3. 一緒にゴールする。

意識しているポイント

  • コンサル感を出さない。
    • 「クライアント」って言葉を使わない。
      • 自分は代わりに本社とか、〇〇(会社名)さんとか言ってます。
    • 「クライアントワーク」も使わない。
      • ユーザーのためにやっている自分の仕事と思っているので。
  • 相手が主役ではあるが、なるべく同じ立場で振る舞う。
    • 「様」呼びとか、過度にへりくだらない。
    • 相手の立場で話す時は敬称付けないなど、同じ会社にいるつもりで考える。
      • 面倒になって気付くと全部呼び捨てにしている時もあります。。。w
    • とは言え、相手側の文化での見られ方を考慮して敬意を払って接する。

これはうちのメンバーに伝えた内容ほぼそのままです。
自分事にしようね、って冒頭から言っている内容を繰り返しているだけなんですけどね。

もちろん、相手との関係性によるところが大きいので、いきなりこうはならないかもですが、似たような感じで客先常駐の仕事をしている方々や、そういう人と仕事をしている常駐先の会社の方々にも、関係構築を考えるきっかけになれば幸いです。

締めの宣伝

いかがでしたか?
クリスマスと何の関係も無いポエムでスミマセン。

最後に、トレブレでは一緒に働くメンバーを募集中です。
こんな記事でも興味が出たそこのあなた、ちょっとクリックしてみませんか?

ということで、トレブレのアドベントカレンダー2025はこれで終了です。
今年もなんとか無事に完走することができました。

ここまでお付き合いいただいたみなさん、ありがとうございましたー
今後とも弊社トレブレをウォッチして頂けたら嬉しいです。

それでは最後に。
メリークリスマス!

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