ラズパイでマイクラのスクショを撮る
Qiitaではありませんが、2年前に書きました。
「ラズパイでマイクラの画面を撮る方法」
Raspbian標準インストール、ファンクションキーにも割当されているscrotではマイクラのウィンドウを撮れないので、raspi2pngで置き換え、日付と時刻を入れたファイル名で保存できるようにする方法。
その後、マイクラのウィンドウを大きくするとエラーが出て撮れないことがあったり、遅いWindowsマシンからのVNC接続で調子が悪い時があるな、、と思いつつ、原因を特定できていませんでしたが、あるきっかけから調査して判明したことがあるので記録に残します。
結論から言うと、GPUメモリ割当てが重要。ちなみに、ラスパイ3B、Raspbian Stretchでの話です。
GPUメモリ割当ての影響
メモリ割当てを色々変えながら試したところ、色々と影響がありました。RealVNC Server-Viewerでの接続も使っています。(マイクラ画面をリモート接続したいときは、RealVNC Server側でOptions/Trouble Shooting/Optimize screen capture の Enable direct capture modeにチェックを入れる)
- 32MB: VNCがつながらない! マイクラが動かない! ウィンドウが真っ暗。おまけにマイクラ終了もできない!おそらく起動中でスタックしてる。
- 48MB: VNCつながる。マイクラ動かない。ウィンドウが真っ暗だが、終了はできる。
- 64MB: VNCつながる。マイクラが動くが、全画面表示にすると真っ白。スクショも撮れるが、ウィンドウサイズに制限有り。
- 80MB: マイクラを全画面にしてスクショを撮れる。(必要ないけど)マイクラウィンドウを1920x1080より大きくしていくと、割とすぐに真っ暗に。
- 96MB: 余裕あり。なんやかんや耐える。
GPUメモリは、CPUメモリと合わせて計1GBをシェアしています。96MBを超えて増やすと今度はCPUメモリ割当てが少なくなり、全体の動作が緩慢になる原因に。2GB、4GBのバージョンのあるラズパイ4だとこのあたりは余裕が出てくる部分ですね。
GPUメモリ割当て (このあと、「パフォーマンス」タブで設定、再起動)