##はじめに
若干通信速度が遅い環境で自身のサイトを確認したときに、画像がゆっくり表示され「表示が遅い」と感じました。
ですが、他のサイトはそこまで遅くはなかったので、画像のファイルサイズが大きすぎるのではないかと思い、画像の適正なファイルサイズについて調べてみました。
##画像の適正なファイルサイズ
こちらのサイトに目安が書かれていました。
実際に色んなサイトやブログを調べてみればわかると思いますが、だいたい一つの画像サイズの目安は15KB〜80KBです。あとは画像の大きさと画質とのバランスで決めることになります。
ちなみに私が遅いと感じた画像は概ね200KBでした。
##画像比較
15KB〜80KBということであれば画像のリサイズや、画質を落とすことはほぼ必須となります。
Webサイトに合う大きさにリサイズするのであれば問題ありませんが、画質を落とした場合は、どのくらい影響が出るのか気になったので、illustratorでサンプル画像を作成しました。
個人的には、写真よりも文字の方が影響を受けている気がしたので、文字だけの画像になります。
画質はillustratorの書き出し時にクイック選択できる5パターン(100%, 80%, 60%, 30%, 10%)と、画質50%を合わせた6パターンで比較します。
なお、「画質」の項目からは0~100で細かく設定できます。
##画質とファイルサイズ
Illustratorで書き出した時の画質とファイルサイズは以下の通り。
画像の大きさはすべて、高さ200px・幅900px。すべてJPEGファイルです。
画質 | ファイルサイズ |
---|---|
最高画質 (100%) | 103.2 KB |
高画質 (80%) | 66.0 KB |
やや高画質 (60%) | 44.3 KB |
(50%) | 34.0 KB |
中画質(30%) | 25.1 KB |
低画質(10%) | 17.5 KB |
##あとがき
個人的な感想になりますが、画質100%・80%・60%はあまり区別がつきませんでした。目に見える画質の劣化は50%くらいから始まるような気がします。
これからは画像のリサイズと、画質を60%くらいに落としてファイルサイズを確認し、様子を見て調整するようにしようと思います。