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FreeBSDで AWS Session Manager Plugin を導入してみる

Last updated at Posted at 2021-10-29

はじめに

AWS Systems Manager Session Managerとは、

  • 「AWSシステムマネージャー」サービスの一つであるところの、「セッションマネージャー」という機能である(石を投げないで!)。
  • これはAWS管理コンソールやAWSCLi等によりEC2やECS等のインスタンスにアクセスまたはログインするための機能である。
  • この機能を使用してインスタンスへアクセスすると、(グローバルIPでの)受信ポートの維持や、踏み台サーバーの用意、SSH鍵の管理といった準備が不要になる。
  • バックエンドで稼動するインスタンスが多く、グローバルに公開して無い場合や、孤立した、いわゆるプライベートネットワーク内に設置されたサーバーにアクセスする場合に嬉しい、あるいは必要となる機能である。
  • またIAMユーザー(あるいはグループ)単位でアクセス制御が可能となるため、権限設定がワンストップで行える。
  • ただし、この機能の利用にあたり、対となる Session Manager Agent のインストールが必要で、サーバーのコンソール画面にアクセスできるというものではない。
  • またIAMポリシーによるアクセス制御、各種サービス(クラウドトレイル、クラウドウォッチ等)と連携してログ記録・監査が可能である。

インストール

  • 2021年10月29日現在portsでは提供されていない。
  • 2023年01月18日にportsに取り込まれた。
  • 以後 pkg install amazon-ssm-plugin で一発インストール可能である。
  • 使用時に必要となるケアは可能な限り施したつもりである。

使用方法

権限の話とか、エージェントの話をすっとばして話をすると、ごくシンプルに下記のようにして実行すればよい。
どのプロファイルを使うのか、リージョンの指定等については、aws コマンドの仕様に準拠する。

aws ssm start-session --target インスタンスID

本ports作成のモチベーション

  • Windowsターミナルで操作していたが略。
  • Linux環境はほぼ開発環境なので、運用に適した(複数案件のアクセスキーを収納するような)サーバーが手元には無かった。
  • ドキュメントのFreeBSD除外感。
  • 昔ドキュメントを読んでたときには無かったGitHubへのリンク。GitHubを見るとそこにはコードが…。
  • 作るしか無いな。この無限の荒野に。

参考文献

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