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オゾン発生器を Hack

Last updated at Posted at 2021-07-05

中国製の安いオゾン発生器。

IMG_20210705_125058_5.jpg

「12V10G臭氧发生器汽车载消毒机杀菌除甲醛净化空气车辆家用臭氧机」

となっていて、スペックは大体以下のような感じ(推測含)。

  • 電源 12V
  • 消費電力 70W
  • 高圧出力 3.5KV 16kHz
  • オゾン生成能力 10g/h

今回使用したのは 放電板が 2枚ある 10g/h タイプ。

放電板1 枚で 5g ということらしい。

これがかなり強力で、10ppm 程度にしたいのだが狭い空間だとあっという間に 10ppm を突破してしまう。ちゃんと制御したい。

調査

分解してみました。

IMG_20210705_222241.jpg

IMG_20210705_182113.jpg

回路図を起こしてみました。

image.png

制御する

オゾン濃度によって、運転制御をしたい。

割と大きな電解コンデンサーが入っているので、12VのON/OFFをするとコンデンサの充電のために何秒かラグがありました。もっとレスポンス良くできないかな?

さて、回路図の一番右下のポテンショメーターでは、発振周波数を制御しているようです。
この写真では、青い部品がポテンショメーターです。

IMG_20210705_222347.jpg

裏側。

IMG_20210705_182132.jpg

ここから GND と 信号線を引き出しました。

今回は、GND (黒)と 信号線(青) で接続しました。しかしながら放電板から相当なレベルでノイズが放射されているので、同軸ケーブルなどを使うのが望ましいでしょう。。

IMG_20210705_232035.jpg

この電圧を測ってみると約3Vです。ここをGNDにすると出力が止まりました。応答遅延も1秒以内です。

ESP32に接続して、以下のスケッチで1秒おきの運転ができました。


void setup() {
  Serial.begin(115200);
  pinMode(19, OUTPUT);
}

void loop() {
  pinMode(19, OUTPUT);
  digitalWrite(19, LOW);
  Serial.println("ON");
  delay(1000);
  pinMode(19,INPUT);
  Serial.println("OFF");
  delay(1000);
}
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