コマンドで基本図形を組み合わせて描画する際に利用する命令です
カラーモード
デバイスに接続したLCDモジュールなどによって、何色表示できるかの性能は異なります。LovyanGFX では RGB888 / RGB565 / RGB332 などがあります。
それに合わせてカラーモードを設定します。
lcd.setColorDepth(16);
16だとRGB565、24だとRGB888 となります。
色値
描画コマンドに指定する色はデバイス色モードにかかわらず、RGB888形式です。
RGB888形式ですが、RGB565 や RGB332 で動作しているものでも RGB888形式で渡せます。
色の値は
lcd.color888(R,G,B);
で示すことができ、RGBはそれぞれ0〜255までです。
また、直接 0xFF0088 のように指定することもできます。
色名
色名はTFT_ではじまる名前が定義されています。
TFT_BLACK、TFT_BLUE、TFT_BROWN などです。
描画コマンド
- クリア
- 線分
- 色変化する線分
- 矩形
- 円
- 角丸
クリア
lcd.fillScreen(color);
または
lcd.clear(color);
clear();
とすると、setBaseColor(color);
で指定した色でのクリアとなります。
線分
lcd.drawLine(x0,y0,x1,y1,color);
色変化する線分
lcd.drawGradientLine(x0,y0,x1,y1,startcolor,endcolor);
矩形
矩形枠
lcd.drawRect(x0,y0,x1,y1,color);
塗りつぶした矩形
lcd.fillRect(x0,y0,x1,y1,color);
円
半径を指定して描画。」
円周
drawCircle(x,y,r,color);
塗りつぶした円
fillCircle(x,y,r,color);
角丸
drawRoundRect(x, y, w, h, r, color);
wとhは角が丸い部分以外の直線部分のサイズ、r は半径。
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