ハーフミラーを使って光の干渉実験を行ってみます。
光は波動の性質を持ち、波を重ね合わせると強め合ったり弱め合ったりします。
それを見るにはレーザーを使えば簡単です。
しかしながら、キッズもわいわい参加する科学実験教室だとレーザーは使いづらく、また持ち帰りキットにもしずらいです。
通常光で干渉実験をするには、ヤングの干渉実験や
ニュートンリングがわかりやすいですが、
もっと簡単なやりかたとして、ハーフミラーを2枚使ってみました。
ハーフミラーを使った干渉実験
ほこりが入らないように注意して、青い方の保護フィルムを2枚共外します。こちらの面が表面鏡側になります。
もし、押したところもシマシマが出たとしたら、これはほこりが入り込んでいるということになります。

原理
押したところの光の距離の差で明暗が出ます。
光の波長は異なるので、波長によって色が変わります。
ジャボン玉も、同様の原理になります。
透過光で実験
光りに透かすと、干渉縞がはっきり見えるようになります。
考えよう
- スキマの距離はどのくらいかな?
- シマシマは、内側からどのような色の変化になるのかな?
- 光の波の大きさを調べることはできるかな?
- 単色光を赤から緑に変えると、赤と同様にシマシマは見えますが何が変わるでしょうか。
応用
工作として、干渉縞が楽しめる行灯ライトを作ってみました。
詳細はこちら
「光干渉ライト「Finger Rainbow」をつくる」
https://qiita.com/nanbuwks/items/33467a5ea9d1c8a0c9de














