ESP32 WEMOS Lolin32
AKBONE Release 5 に採用して、いろいろ展開しようとしてある程度まとめて2017年に仕入れました。
AKBONE というのは、「日本Androidの会秋葉原支部ロボット部」で作っている電子工作とプログラミングのトレーニングキットです。
WEMOS Lolin 32 は安かったのだけれど、継続的な入手性がネックになり、2018年バージョンの AKBONE Release 6 ではこれではないボード(アオノドン)に乗り換えています。
本家サイト
回路図や寸法諸元などは、こちらにあります。
https://wiki.wemos.cc/products:lolin32:lolin32
パチもん?
本家ではないサイトでは、OLEDがついていたり、18650バッテリのホルダーがついていたり、いろいろとバリエーションがあります。
しかしながら、これらはどうやらパチもんらしく、品質がアレだという話も聞こえています。
入手性
2017年にまとめて購入できないかWEMOSに問い合わせた所、ネットショップなどで購入するように示されました。当時は公式ネットショップでは品切れになることもしばしばありました。
その後、2020年に確認した所上記公式サイトではLOLIN32 (Retired)となっています。また、公式サイトのURLは以下のように無効でした。
こちらは 「Sorry, This page you requested can not be found!:(」 という表示が出る。
https://lolin.aliexpress.com/
こちらは商品が登録されておらず。
https://lolin.aliexpress.com/store/1331105
しかしながらaliexpressやtaobaoにある、公式ページではない小売店では販売されています。
これらは流通在庫なのか、パチもんなのかは未確認。
ESP32-DevKitC との違い
espressif 公式の ESP32-DevKitC と WEMOS の Lolin32 はよく似ています。
比較
- ヘッダピン
- ESP32-DevKitC はんだづけ済
- Lolin32 ピンは自分ではんだづけ
- ピン配列は微妙に異なる
- 形状
- ESP32-DevKitC はちょっと広い
- Lolin32 は 2.54mm だけ狭く、400Pのブレッドボードに刺した時に少し余裕ができる
- その他の付属機能
- ESP32-DevKitC Bootスイッチ付いている
- Lolin32 LiPo充電ポート付いている
- 価格
- ESP32-DevKitC ¥1480 (秋月電子)
- Lolin32 約半額
- USBシリアル
- ESP32-DevKitC は CP2102
- Lolin32は CP2104
Arduino開発環境
普通のESP32開発の設定を行うと、ボード選択で「WEMOS LOLIN32」が選べるようになります。
動作確認
BlinkでLチカできます。内蔵LEDは5番に割り当てられています。