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Teamsのチームとグループチャットの違いーメンバー退職時の困りごとー

Last updated at Posted at 2025-12-20

MicrosoftTeamsを利用している場合に、チームやグループチャットが沢山できてくると思います。

特段、チームやグループチャットの使い分けは、あまり意識していない人もいるでしょう。
特に少人数でのやり取りの場合は、チームを作成するまでもないので、グループチャットで済ませることも多いのではないでしょうか?

ただ、メンバー(や自分)の退職や異動等によるアカウントの削除があった際に両者の違いで困ることがあります。

1.アップロードしたファイルの保存場所

「チーム」に投稿したメッセージや直接投稿されたファイルは、チームにひもづくSharePoint サイトに保存されます。そのため、退職者のアカウントが削除されても、投稿メッセージや共有ファイルは消えずに、確認することができます。

しかし、グループチャットで退職者がアップロードしたファイルは、退職者のOneDriveに保存されています。そのため、管理者が退職者のアカウントを削除後、30日以上経過すると、OneDriveの領域自体が削除され、ファイルにアクセスできなくなります。

気がついたら、必要なデータがアクセスできなくなっていて困った・・・みたいなことがグループチャットだと起こります。

そのため、ファイルをやり取り・長期的に共同編集する場合には、チームを作成してそこにファイルをアップロード&編集した方が無難です。

参考:退職した人と今までTeamsで共有していたファイルはどうなりますか。

2.1 : 1 でチャットだともう1人が退職等にいなくなると、過去履歴を閲覧困難

グループチャットは、1:1の場合(=自分と相手の2人のみ)は、グループ名をつけることができません。(自動で、相手のユーザー名がチャットの名前になっています。)
※3人以上のグループチャットだと、グループ名をつけることができます。

2人のチャットのときに困るのが、その人との過去のチャットの内容を業務のため等で閲覧したくなったときに、メッセージ内容を思い出して検索しないと過去のチャットを見つけられないことなんですよね。なぜかというと、相手ユーザーが退職等でいなくなるとチャットの名前の部分がなくなるので。

そのため、退職予定者のいる1:1のチャットを今後の新しいメンバーを加えて運用継続するなら、その人のアカウントが消える前(=退職前)に最低もう1人以上の追加メンバーを加えて3人以上のグループチャットにしておくとよいでしょう。

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