はじめに
前々回と前回の続きです。
先に読んでいただくと楽しいと思います。
収益面を考える
無料サービスでももちろんサービスの維持費はかかりますし
なんならファイル共有サービスは容量が多いので、ストレージ代が重いです。
Anzdropで発生するコスト
Anzdropでは主に以下のようなランニングコストが発生します
| カテゴリ | 内容 |
|---|---|
| フロントエンドホスティング | Webサイトの配信 |
| API実行基盤 | アップロードAPIやメタデータの処理 |
| ストレージ | アップロードされたファイルの保存 |
| 通信料 | ファイルダウンロード時の転送料 |
| データベース | メタデータ保存 |
| ドメイン | 独自ドメインを取得予定 |
| CDN | DDoS対策やキャッシュ |
| 法務関連 | 利用規約やプライバシーポリシーの確認 |
といった感じです。
Cloudflareのサービスは割と無料枠が大きいためすぐにこれらの料金が全額のしかかってくるというわけではないと思いますが、特にサービス開始直後は数百円で収まるのではないかなと予測しています。
また、Cloudflare R2を利用する予定のため転送量は無料になります!!!!!!!
仮に、
- ストレージ使用料1TB
- 月間転送量10TB
のような規模になった場合でも1万円以内には収まる予定です。(多分)
しかし、不要ファイルの蓄積はコスト増加につながってしまうため、7日間での自動削除を行いことでストレージの肥大化を防ぎます。
マネタイズを考える
これらのコストをポケットマネーから出すということになると
学生のためすぐに破産してしまいます
そのため、サービスを継続するための収益化についても考える必要があります。
よくあるWebサービスのマネタイズとして以下のようなものがあります
- 広告を表示する
- 有料プランによるマネタイズ
- 寄付によるマネタイズ(?)
などがあります。
それぞれ検討していきましょう。
広告によるマネタイズ
多くのサービスが導入しているマネタイズ方法です。
広告枠を提供し、その対価として収益を得る方法ですね。
しかし、広告と今回のAnzdropはあまり相性が良くないです。
特に近年の広告配信では
- 行動の追跡
- Cookie
- ユーザープロファイリング
などを利用するのが一般的です。
また、詐欺やえっちなものなどの悪質なものも多くなっているため
サービスの信頼性低下にもつながる可能性があります。
また、このサービスはプライバシー重視の姿勢を大切にしているため、
広告との相性はあまりよくないのかなと考えています。
そのため、一旦は採用しない方針で行きます。
有料プランによるマネタイズ
現時点で最も現実的だと考えているのが、有料プランによるマネタイズです。
Anzdropでは広告による追跡やユーザープロファイリングなどを行いたくないため、
ユーザーからお金をもらうという形式が一番良いかなと感じています。
具体的には、
- アップロード容量の拡張
- 保存期間の延長
- その他便利機能(検討中)
などを有料プラン向けの機能として提供を検討しています。
また、ユーザーデータを広告に利用しないという設計を維持しやすいというのもあります。
一方で有料プラン方式では
- 決済手数料
- 不正利用
- 未払い対応
- 価格設定
などの課題もあります。
また、有料プランの値段付けなどの感覚も乏しいので
実際に運用しながら調整していくことになりそうです。
寄付によるマネタイズ(?)
補助的な収入源として、寄付によるマネタイズも検討しています。
GitHubSponsorsやStripeを利用して
「このサービスを支援したい」と思ってくださる方から支援を受けられる仕組みです。
ただし寄付のみでサービスを維持するのはかなり不安定だと考えています。
特にAnzdropはファイル共有サービスという性質上、ストレージや通信コストが継続的に発生します。
そのため、善意のみで運営する形には限界があります。
そのため、寄付についてはあくまで補助的な位置付けとして考えています。
個人的には「役に立ったから少し支援してやろ」的な感じがあっているのかなと思っています。
あと、寄付するくらいなら有料プランに加入するという人も多そう。
決済方法を検討する
有料プランを導入する場合に、次に必要になるのが決済手段です。
現時点では
- Stripe
- ビットコイン決済
の二つを検討しています。
Stripe
クレジットカード決済とかを簡単に導入できる定番のサービスです。
- サブスク
- 請求管理
- Webhook
などが用意されています。
AmazonやnvidiaとかTOYOTAなどでも導入されているらしく
Anzdropでも第一候補として考えています。
一方で
- 3.5%の決済手数料(ほかにもっと安いものもある)
- アカウントの凍結リスク
- 海外サービスへの依存
などは少し気になるポイントです。
特にファイル共有サービスは利用方法によっては診療に見られる可能性もあるため、
利用規約などはしっかりと整備する必要がありそうです。
Stripeとpay.jpで悩んでいます。
ビットコイン決済
補助的な決済方法としてビットコインによる決済も気になっています。
ビットコインを利用することで
- 国際送金しやすい
- クレジットカードが不要
- ユーザーのプライバシー工場
などのメリットがあります。
またプライバシーを重視するサービスとの相性も良いかなと考えています。
しかし、価格変動が激しかったり、会計処理や、税務関係、法律面などのめんどくさい問題もあります。
そのため、Stripeをメインにしつつ、ビットコイン決済については補助的に検討していく形式になりそうです。
また、ビットコインでサブスク形式は難しいので、3か月ライセンス的なのも作ろうかなと思っています。
まとめ
そろそろ疲れてきたので以上です。
ここからは実際に実装に入っていくのでしばらく記事は出ないと思います。
以上です。