はじめに
Anacondaを利用してPythonの環境構築するにあたり、パスを変更してみました。
その際にちょっとつまった点があるので、そのまとめになります。
※Anacondaはインストールされている前提です。
仮想環境作成パスを変更
作成パスは環境変数を変更するだけでOKです。
※今回は「C:\work\Python\envs」に作りたいと思います。
変数 | 値 |
---|---|
CONDA_ENVS_PATH | C:\work\Python\envs |
これで仮想環境は、指定したパスに作成されるようになります。
ちなみに、VSCodeで仮想環境を指定する際は、画面右下部分をクリックすると変更できます。
PYTHONPATHの設定
先ほどの変更のみで簡単なソース程度なら実行できますが、まだ少し足りません。
このままだとライブラリをimportした際に「ModuleNotFoundError」が出てしまいます。
参考:PythonでModuleNotFoundErrorが出た時の対処
以下のパスは「getAmazon」という仮想環境を構築した際のパスの例です。
変数 | 値 |
---|---|
PYTHONPATH | C:\work\Python\envs\getAmazon\Lib\site-packages |
これでimportも正常に動作するようになります。
以上で終わりです。