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pyActigraphyを使うための初期環境設定

Last updated at Posted at 2020-12-03

pyActigraphyとは

pyActigraphyは加速度情報に基づいて、睡眠有無・睡眠深さなどが判定ができるオープンソースのライブラリです。CSVファイルなどで睡眠中の3軸加速度情報を用意して、このライブラリを使うと、睡眠分析を行ってくれます。

発生したエラー

pyActigraphyに記述があるように、下記コマンドを入力してライブラリを入れようとしましたが、大分ハマりました。今回は「pyActigraphy」を使えるようにするまでについて書いていきます。

pip3 install pyActigraphy

原因

原因は2つありました。
①python3.9には対応していない
②condaやllvmなどのライブラリが入っていない

以上の原因により、ライブラリを正しく読み込むことができませんでした。
1つずつ解決策を記します。

解決策①

2020年12月現在、python3.9がリリースされており、私はpython3.9を入れておりました。しかし、pyActigraphyが対応するpythonは3.7または3.8のみです。そこで、python3.9 ⇒ 3.8.6へとダウングレードさせました。

pythonでは複数バージョンの共存ができ、適宜切り替えができるようになっています。
https://techacademy.jp/magazine/23332
https://qiita.com/Kohey222/items/19eb9b3cbcec9b176625

3.8にしていれば動作するはずです。

解決策②

解決策①を対策するも、別のエラーが発生しました。長いエラー文をnumba, conda, llvmが入っていないぞ!と。
そこで、インストールしようとしますが、pipとcondaは共存できないとか?
http://onoz000.hatenablog.com/entry/2018/02/11/142347

pyActighraphyのドキュメントを読む限り、pipからしか入れられないパッケージのようですが、anacodaが必要っぽいです。
そこで、「anaconda navigatorからvs codeを開く」ことで解決しました。

anaconda.png
具体的には、anaconda を開き、ここからvs codeを選択して開いてください。
ここで、

pip3 install pyActigraphy

を入力すると見事に通るはずです。
さらに、

pip3 install -U pyActigraphy

を入力することで完了です。いかがでしょうか、できましたか。
pyActigraphyはanaconda経由で開く必要があるようです。

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