Elixir Advent Calendar 2021、昨日は @koyo-miyamuraで「様々な開発マシンでもPhoenixが動くDockerfile/docker-composeの作り方」でした
こんにちは、nakoと名乗って活動しています。
2021年に入ってから、elixir女子部とpiyopiyo.exの共同開催者(オーガナイザー)をやっています。
普段は会社員で主にRuby on Railsなどを書いています。
piyopiyo.exができるまで
初心者コミュニティをなぜ作ったか?動機
こちらの記事にも書きましたが、Elixir女子部のオーガナイザーとしても活動しています。
Elixir女子部では、私はElixir初心者・入門者として、教えてくださる方をお呼びして勉強会を開催する、ということをしています。
そしてElixir女子部のオーガナイザーを始めてから、オンラインイベントをするコミュニティを紹介するスライドを作成しました。
そこでElixir初心者をうたっているコミュニティがElixir女子部しか無さそうだということに気づきました。
「性別関係なく入門者を呼びやすいコミュニティが必要かも?」
そしてサクッと決まるコミュニティ立ち上げ
参加したElixir勉強会(Elixir Digitalization Implementors)の二次会で、初心者向けコミュニティを作ったらどうだろう?という話をしたところ、
それはイイネ!ということでトントン拍子で作ることが決まりました。
※ちなみにElixir Digitalization Implementorsでは、勉強会開催50回突破する4コミュニティを祝う忘年会が12/17に開催されます
共同開催者を募ったところ、@t-yamanashiさんが手を挙げてくださいました。今後何度も助けられるようになります。本当にありがたい。
コミュニティ名も即日決まりました。
「錬金術師の弟子」「piyopiyo.ex」など候補の中から一番良いものになりました。
※Elixirプログラマのことを錬金術師と呼びます。
あとは「転生したらElixirプログラマだった」とかもあった気がします。
コミュニティを作るぞ!
コミュニティを作るということで何か目印になるようなキャラクターがあるといいなーと思い、
とりあえずラフを書いてみたところ、デザイナーさんを仲介いただけることになりました。
ラフと完成画像のビフォーアフターを見てほしい。
ノートに「こういう感じの…」とぼんやり書いたものから正解が返ってきた…!
無から有が生み出された…!デザイナーさんってすごい!
そして喜びのツイート。
ちなみに、オンライン前提のコミュニティなので共同開催者の@t-yamanashiさんとはSlackメインのやり取りでした。
(今も本人にリアルで会ったことは無いです)
オンラインって便利ですね。
piyopiyo.exを立ち上げたぞ!
入門としては環境構築とHello,world!だよね、ということで、初回(piyopiyo.ex#1)はそのような内容にしました。
Windows/Mac/Ubuntuのそれぞれの環境でインストールが通るように事前に確認する、というのが大変でした。ymnさんがメインで頑張ってくれました&elixir.jpで環境構築のサポートをしてくださった皆さん、ありがとうございました!
2回目はほぼJavaScriptを書かず、ほぼサーバサイドのコーディングのみでリアルタイム更新が行える、
LiveViewを扱いました。(Phoenix1.6からLiveViewはデフォルトで入るようになりました)
その内容はymnさんがQiitaにまとめてくださっています。(当日はこの記事を皆で見ながらハンズオン形式の勉強会でした)
やってみてわかったこと
コンテンツを作るのって難しい
毎回テーマに沿った内容を調べて1時間〜1時間半以内に収まるような内容にしているのですが
それまでは自分の環境でなんとなく動いた!でもよかったのですが、
複数の環境に考慮して、説明をできるように準備することって思った以上の難易度だなあと。
オーガナイザーやること多い
イベント企画、オンボーディングの作成、告知、
当日は画面共有をしてライブコーディングをし、解説をし、Slackやzoomチャットで説明をする、
一人だと手が回らないです
共同開催者のymnさんには本当に感謝しております。。
会の趣旨から脱線する人がどうしても出てくる
当日はコミュニティの紹介と趣旨の説明をしていますが、
本当に学びたい、関心があるElixir/Phoenix初学者の方以外に、
会の趣旨からやや脱線している方が毎回一人ぐらいずつ混じっているような感触があります。
Elixir/Phoenix初学者の場をつくりつつ、不真面目な方は遠ざけられるようにするのも課題だなと思っています。
一人では出来ないことが出来る
コミュニティ立ち上げ、勉強会の開催前後はelixir.jpコミュニティの色んな方からアドバイスを受けたり、活動の後押しをしてもらったりしています。
自分の引き出しには無いものばかりで、もし共同開催者のymnさんも居ず、一人で考えてコミュニティを立ち上げようとしても頓挫してたでしょう。
副産物:Elixir女子部と棲み分けができた
piyopiyo.exを立ち上げる前はElixir女子部で初心者向けテーマを扱ってましたが
初心者向けの入り口になるコミュニティができ、扱うテーマも分けられるようになり、
参加者の属性に合わせてコミュニティが棲み分けできるようにできてよかったです。
さいごに
下準備も開催も大変なことがありますが、参加者側では分からないこと、
会を成立させるために事前の下準備で学ぶことも多く、得るものが多いなと思っています。
また、Elixirの国内コミュニティは質問に対してレスポンスが早かったり
自分から学ぶ姿勢がある人には親切な人が多い印象です。
(とはいえ、与えられるばかりではなく、自分が人に何か与えられるものがあれば与えると良さげ)
(開催者としてはイベントの感想をTwitterとかでツイートしてもらうとかも嬉しいです!)
告知
次回は来年2022年1月8日を予定しています。
デフォルト以外のCSSフレームワークを組み込んで、ペラ1のページを作って、
時間の余裕があればデプロイもしたいと思います。
これからもよろしくお願いします
明日は、@t-yamanashiさんで「Ectoを使ってみよう」です