はじめに
この記事はZeals Advent Calendar 2020の17日目の記事です。
現在ZealsでPMをやっている中村です。
一昨年の11月にZEALSにJoinし、エンジニア歴が二年となりました！
実務では主にRails・React書いていました！
そんな私ですが、現在はPMとして働いております！
本日はそんなPM一年生の僕が直面した苦悩について紹介できればと思います！
その前にPMをやることになった背景や実際の業務内容について軽く触れようと思います！
背景
エンジニアとしての業務に慣れてきた今年の9月くらいに『PMとして働いてみない?』と誘われたのがきっかけです！
PMとして働くなら暫くコーディングから離れる事になりそうと思い迷ったのですが、
- 『僕ならできる』といってくれた人たちの期待に応えたい
- 以前からPMの業務に興味があった
といった理由から引き受ける事にしました！
PMの業務内容と概要(私の場合)
次にPMの業務について紹介します。
会社によってPMとしての働き方って多様だと思っていますが、私の場合は以下のような業務内容です！
1. 要件定義
開発したい機能の要件を関係者を集めて纏める
要件定義書の作成
2. リリーススケジュールの計画の作成
いつまでにリリースしなくてはならないかデッドラインを明確にした上でのロードマップ作成
3. アサインするメンバーの決定
アサインするエンジニアの決定
4. 開発進捗管理
開発が順調か否かの確認
5. QAエンジニアと機能の確認
QAの方がテストしやすいようにサポート
バグが起きている場合適宜エンジニアのアサイン
6. リリース
機能が本番環境でも動作するかチェック
大まかに書きましたが、ざっくりこんな感じですね！
ZEALSでのPM業務って分解してみると結構量がありますね。。。
普段このような業務を進める上で、本題となるPM一年生である僕の苦悩について記載していきます！
PM一年生苦悩
圧倒的PMスキル不足
僕が思うPMをやるにおいて大事なスキルは
- コミュニケーション力(聞く力・伝える力)
- ファシリテーション力
- ドキュメント作成力
- メンバーの意見をまとめる力
- 決断力
- 巻き込み力
などなど大きくこの辺りが挙げられると思っています！
エンジニアの仕事ではドキュメントの作成を業務としてやってましたが、
その他のスキルについては、これまであまり意識してこなかったです！
いざプロジェクトが始まり、プロジェクトに関するミーティングを行っても、
-
うまく会議が進まない
-
メンバーの意見をうまく纏めることができない
といった状態になっていました！
結果として、ファシリテーションスキルやメンバーの意見をまとめる力など実務で自分に足りていない能力があらわになりました。
皆の貴重な時間を頂いているにも関わらず上手く会議を進める事ができなくて、申し訳なさと自分の不甲斐なさで気持ちが一杯になったのを覚えています。
PMって何？状態
PMの業務内容に記載しましたが、日々色んな業務をしております！
そういった中で、**結局PMって何すれば良いの？**という状態に陥りました。。。
エンジニアとして働いていた時は、要件やデザインがあり、その要件を満たす機能を作るといった明確なゴールが設定されていました。
なので、実装の仕方について考える事はありましたが、何をすれば良いのか？と道に迷う事はあまりなかったです！
PMとして、実際にプロジェクトを立ちげた時に
- まず最初に何をすれば良いんだ？
- 僕に求められてる仕事って何なのだろう？
といった、立ち振る舞い方や、仕事の仕方についてもかなり苦戦していました！
他にもPMとしてどこまで実装に関わるべきか等々
たくさん苦悩はあるのですが、挙げるとキリがないので２つくらいにしておきます！
現状と今後
苦悩を踏まえて現状はどうなっているのかも少し話します！
現状は周りの皆さんの支えもあり、毎日ヒーヒーいながらPM業を楽しめています！
ただ、スキルに関しては、まだまだ全然足りていない物もあると思っています(銀の弾丸はどの職種にもない事を痛感。。。)が
**PMって何？**状態からは抜け出せた気はしています。
PMとして3ヵ月ほど仕事をしてきて自分の役割や立ち位置を徐々に認識できるようにはなってきました！
しかし、自分の役割を認識しているだけでは、勿論全然足りないと思っています！
今後は、「あの時あいつにPM任せて良かったね」 と言ってもらえるように己の成長とプロジェクトの結果で会社に恩返しできればと思っています！
## 終わりに
ここまで読んで頂きありがとうございました！
新しい職種に挑戦する時って、わからない事ばかりで大変だなと改めて実感しました！
そういえばエンジニアになりたての時も、必死に食らいついていたな。。。と二年前を懐かしく感じながら終わろうと思います！