LoginSignup
3
0

More than 1 year has passed since last update.

OCI Media Flowで作成したメディアワークフローの実行ログをOCIロギングで収集してみた

Last updated at Posted at 2022-12-01

はじめに

Media Flow now supports Oracle Cloud Infrastructure Loggingと言うリリースノートが2022/11/23に公開されました。リリースノートには以下のように書かれています

Media Flow enables you to use Oracle Cloud Infrastructure Logging to provide execution logs for the Media Workflow jobs.

OCI Media Flowで作成したメディアワークフローをジョブとして実行した際のログをOCIロギング(Oracle Cloud Infrastructure Logging) で収集できるようです。それでは早速試してみましょう

準備

メディアワークフローを作成する

OCI Media Flowを利用し、メディアワークフローを作成します。メディアワークフローの作成手順、そもそもOCI Media Flowとは?、は以前に作成した以下のQiita記事をご確認ください

今回は、上記Qiita記事で作成されたTest Media Workflowをそのまま利用します

画像

OCIロギングでメディアワークフロージョブの実行ログを収集する

OCIロギングでメディアワークフロージョブの実行ログを収集できるように構成します。なお、メディアワークフロージョブの実行ログは、OCIロギングのサービス・ログとして収集されます。今回は以下のOCIチュートリアルを参考に準備します

  1. OCI管理コンソールにサインインし、左上のメニュー→監視および管理→ロギング→ログ・グループをクリックします
    image.png

  2. ログ・グループを作成します。今回はMediaFlow_Log_Groupを作成します
    image.png

  3. 左メニューのロギング→ログを選択し、サービス・ログの有効化をクリックします
    image.png

  4. 以下の通りに選択・入力し、ログの有効化をクリックします

    • リソースの選択
      • リソース・コンパートメント: (ログ収集対象のメディアワークフローが管理されるコンパートメントを選択)
      • サービス: Media Flow
      • リソース: (ログ収集対象のメディアワークフローを選択。ここではTest Media Workflowを選択)
    • ログの構成
      • ログカテゴリ: Execution Events
      • ログ名: (ログの名前を指定。ここではmediaflow.logを入力)
        image.png
  5. mediaflow.logが作成されます
    image.png

確認

メディアワークフロージョブの実行

  1. メディア・フロー→Test Media Workflowを開き、Run Jobをクリックします
    image.png

  2. 入力バケット(Input Bucket)内の動画ファイル(ここではsamplemovie1.mp4)を選択し、Run Jobをクリックします。ワークフロージョブが実行されます
    image.png

  3. ロギング→ログ→mediaflow.logを開きますimage.png

  4. ログが収集されていることを確認できます
    image.png

  5. ログデータの詳細を確認するには、収集されたログの行をクリックします
    image.png

収集される項目は、OCIロギングの製品ドキュメント Details for Media Flow をご確認ください

おわりに

この記事では、OCI Media FlowとOCIロギングを連携させて、メディアワークフロージョブの実行ログがOCIロギングで収集・表示できることを確認しました。

OCIロギングでログを一元的に収集し、1つの管理画面でまとめることができます。そのため、なんらかの問題が発生しても、ログをすぐに確認し、素早い対応が可能となります。本番運用の際は積極的に活用してみたいですね

参考リンク

3
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
0