✅ ガード節とは?
条件に当てはまったらすぐに return などで抜ける書き方のこと。
主に「例外的なケースを先に処理して、メインの処理をシンプルにする」ために使う。
🔁 ふつうの if〜else 書き方(比較用)
def greet(name)
if name.nil?
return "名前がありません"
else
return "こんにちは、#{name}さん"
end
end
✅ ガード節を使った書き方
def greet(name)
return "名前がありません" if name.nil?
"こんにちは、#{name}さん"
end
⬅ これがガード節!
if の条件を先にチェックして
当てはまったらすぐ return などで抜ける
それ以外の処理は最後にまとめて書ける
def mixer(fruit)
return "入力が空です" if fruit.empty?
return "数字はダメです" if fruit.match?(/\d/)
"#{fruit}ジュース"
end
こうすれば、例外処理が上にまとまって、メイン処理(ジュース化)がスッキリ書ける。
💡ガード節を使うメリット
メリット 説明
読みやすい 例外ケースを上に書くので、パッと読める
ネストが浅くなる else を使わないのでコードが深くならない
バグが減る 「例外は早めに返す」が基本の考え方になる
✅ よくある使い方パターン
① nilチェック
return "値がありません" if value.nil?
② 空チェック
return "空文字です" if str.empty?
③ 数値チェック
return "数値ではありません" unless num.is_a?(Integer)
🔚 まとめ
ガード節とは「先に抜け道をつくる書き方」
return if ... で処理を途中終了
else を使わずスッキリ書ける
Rubyではすごくよく使われる書き方