ちゅらデータでは、技術分野ごとにそれぞれギルドという組織が存在しています。各ギルドは毎週定例を開いて、ギルドメンバー同士で最新技術の交流を行っています。その活動内容は公式サイトなどの真面目なところに譲るとして、自分が所属するデータエンジニアギルドの定例では、不精私がギルマスとしてテーマソングを作って歌っています。そのバックコーラスをどうやって歌わせているか、紹介します。
バックコーラス用のMusic XMLを作成する
まずはバックコーラス用の音符と歌詞が保存されたMusic XMLを作成します。自分は長らくMuseScoreというオープンソースを利用しています。これは無料なのにFinaleやSibeliusといった商用ソフトに遜色ない楽譜が作成できるので、重宝しています。
この譜面を、Music XMLとしてエクスポートします。
音声ファイルを作成する
次にMusic XMLから歌の音声ファイルを作成します。有名なのは初音ミクを筆頭とするVOCALOIDですが、今回はNEUTRINOというオープンソースの歌声合成ソフトを使っています。
ドキュメントに沿ってインストールしたら、先ほど作成したMusic XMLを引数にしてコマンドを実行すると、音声ファイルが出来上がります。
VOCALOIDのような使いやすいUIは提供されていませんが、出てきた音声はかなり満足いくものでした。
最後に
ギルマスが毎回、AIコーラス隊と一緒にテーマソングを歌う定例を行うデータエンジニアギルドに興味を持ったら、ぜひカジュアル面談を受けにきてください。お待ちしています。

