はじめに
今月は「お金」「感情」「行動」「仕事」「自己理解」といったテーマで5冊を読みました。
仕事にも私生活にもつながる気づきが多く、振り返る意味も込めて記録しておきます。
📘 きみのお金は誰のため ―ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会の仕組み」
なぜ読んだか
ひたすら稼ぎたい。だけどその前に「お金の勉強」は必要だと感じた。
誰のためにどう使えばいいのか?そのヒントがあると思った。
感想
お金は一人ひとりには価値があっても、全体では価値がないという話が特に印象的。
例え話が多くて、概念の理解がしやすかった。
本を読んで満足するだけではなく、自分の中に落とし込んでこそ意味があると思った。
わからなかったことは、普段の会話の中でも、後から調べるクセを持ちたいと感じた。
📘 ひらめき教室 「弱者」のための仕事論
なぜ読んだか
暗殺教室の作者がどんなふうに「ひらめき」を得ているのかに興味があった。
再読になるが、今回はデザインとの対談があることも動機になった。
感想
人に何かを教えるとき、答えをすぐに渡す癖があるが、
「わかるまでの過程」こそが学びなのだと気づいた。
「技術だけに偏ると、本質(アイデア)を見失う」という言葉はエンジニアとしても共感した。
自分の未熟さを感じるためにも、未知のことに飛び込む機会を作りたいと思った。
📘 わたしが「わたし」を助けに行こう -自分を救う心理学-
なぜ読んだか
最近、メンタル面で不調を感じていることがあり、その原因と向き合うきっかけにしたかった。
また今後も自分を見つめ直す機会は必要だと感じた。
感想
感情の原因を探すのではなく、「それがある自分をどう扱うか」という視点は新しかった。
これまで感情→原因探しで終わっていたが、それでは改善しないことに納得。
本に書かれていた7ステップのワークを実際にやってみたいと思う。
本に載っていた7ステップのワークを使って、まずは身近な人間関係の悩みと向き合ってみたい。
📘 「しやすい」の作り方
なぜ読んだか
「〜しやすい」環境があれば、仕事も日常も楽になると思ったから。
表紙デザインにも惹かれたし、デザイン思考にもつながる内容がありそうだった。
感想
やりにくさ=目的に沿った分け方ができていない状態だとわかり、すごく納得。
行動経済学の考え方も交えつつ、机の上・会議・人間関係など身近な場面の事例が豊富で、すぐに試してみたくなる内容だった。
会議や仕事の進め方にも応用したい。
「任せてもらいたい時は、選択肢をあえて複雑にする」という逆転の発想も面白かった。
📘 感性のある人が習慣にしていること
なぜ読んだか
感性を大切にする人=上品で魅力的だと感じ、自分もそうなりたいと思ったから。
表紙の女性イラストが理想のイメージに近かったのも理由のひとつ。
感想
「話す言葉は、自分にインプットされたものしか出てこない」
この言葉にハッとした。表現の幅がそのまま感情の理解度にもつながるかもしれない。
他人と比べて落ち込むこともあるけれど、最終的には「自分のものさし」で選んでいくことが大事だと改めて思った。
おわりに
5月は、目の前の課題を解決するというよりは、
「どうありたいか?」「どう生きたいか?」に焦点を当てた読書が多かった印象です。
本から得たヒントをすぐ実践できなくても、
頭の片隅に置いておくことで、私生活や仕事の中でふと活かせる瞬間が来る気がしています。