0. はじめに
M1 Mac mini に ARM版 Windows11 を インストールしてみた。
その上で、(比べるまでもないが)Raspberry Pi 5 にインストールした Windows11 と性能比較した。
1. UTM のインストール
- 上記URLを開き、
Downloadをクリック - DL した
UTM.dmpを開く -
UTM.appアイコンをドラッグし、Applicationアイコンへドロップする
2. ARM版 Windows11 をダウンロード
- 上記URLを開く
-
エディションを選択 -
今すぐダウンロードをクリック -
言語を選択 -
確認をクリック -
今すぐダウンロードをクリック
7.45GB のWin11_25H2_Japanese_Arm64.isoがDLされる。
3. Win11 の VM を作成
- UTM を開く

-
新規仮想マシンを作成をクリック
-
仮想化をクリック
-
Windowsをクリック
- VMに割り当てる
メモリ容量とCPUコア数を指定して、続けるをクリック
(後にメモリを6144MBに変更、CPUコア数はデフォルトのまま)
- 先にDLしたWin11のisoファイルを選択して、
続けるをクリック
- ストレージサイズを指定して(今回はデフォルト値)、
続けるをクリック
- (必要により VMと共有するMac側のフォルダを指定して)、
続けるをクリック
- (必要により 名前を変更して)、
保存をクリックして完了
4. Win11 のインストール
- 作成したVMを起動(
▶︎をクリック)
- 別ウインドウが開き、インストールが始まる





- 以降は、通常の Win11セットアップと同じのため、説明は省略する。なお、意図せずとも、ローカルアカウントを用いたセットアップとなる
















- もし、VM起動時にUEFI画面が表示されたときは、
exitとタイプしEnter
- カーソルキーで
Boot Managerに移動し、Enter
- 先頭のデバイスでEnter

-
Press any key to boot from CD or DVD...が表示されたらEnter
5. UTM Guest Toolsをインストールする
自動的にインストーラが起動され、以下の画面が表示される。
6. インストールした Win11 を確認
-
バージョン情報(Windows11 Pro 最新の25H2)

その後、WindowsUpdateを経て OSビルド 26200.6901 に。
-
ネットワーク(LAN)にも接続され、普通に使うことができる
-
クリップボードが Macと共有できる
-
ディスプレイサイズも自在に変えられる
-
WSL2はインストールできたが、Ubuntu-24.04 をインストールできなかった(M1だから?)
7. Geekbench 6 で CPU性能 を測定
8. 他PCにインストールした Win11 との性能比較
物理PCと比べても、十分使える性能が出ている感じです。実際、15秒ほどで立ち上がりますし。
| Host | Core @ clock speed / Memory | Win11 | Geekbench Single / Multi Score |
|---|---|---|---|
| Mac mini | Apple M1 @ 3.2GHz / 16GB | arm | ✅ 2037 / 5926 |
| Raspberry Pi 5 | ARM Cortex-A76 @ (OC)3.0GHz / 8GB | arm | 926 / 1845 |
| Real | Intel N97 @ 最大3.6GHz / 12GB | x64 | 1267 / 3196 |
| Real | Ryzen7 5800U @ 最大4.4GHz / 16GB | x64 | 1944 / 7967 |
Office365 ARM版アプリ もインストールしたが、普通に Excel 使えます。
x64版 Win11 の VM を作って、ARM版と性能比較してみます。
x64 は CPUエミュレーション方式 のため、遅いです。 Win11のインストールも ARM版の何倍もかかりました。
やっと、Geekbenchをインストールし、CPU benchmarkを起動しましたが、何時間かかっても終わらないので、諦めました。。。
以上







