はじめに
この記事は、株式会社スピードリンクジャパン Advent Calendar 2025 の8日目の記事です。
エンジニア3年間の経験を得て、現在は人事としてエンジニア採用を中心に従事しています。
自己紹介とエンジニア採用で見ているポイントは下記記事をご覧ください✨
そんな普段人事をしている中で、「生成AIパスポート」と出会い取得したので、
どんな資格なのか紹介しつつ、社会人で勉強方法が変わったのでそのあたりを綴ります!
目次
🚀生成Aiパスポートとの出会い
7月くらいにX(旧Twitter)にて「生成AIパスポート合格!」とのポストを見かけたのが出会いでした。
・秋ぐらいに何か資格とりたい → スキルや学びがほしい
・AI活用するようになったが、詳しくはしらない
そんな気持ち的にもやる気はあったので、さっそく「生成AIパスポート」について調べて、
取得への準備を始めていきました!
勉強するのめんどくさい気持ちが強い、自分に関係ないことだと興味がわかないと思うので、
やなり、気持ちが乗っているときにガンガン進められたのが勉強を続けたられた要因と考えています。
💡生成AIパスポートとは?
「生成AIパスポート」は、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)が主催する、
生成AIリスクを予防し、安全な活用に必要なリテラシーを証明するための資格試験です。
■資格の目的と位置づけ
この資格は、AIエンジニアのような専門家を目指すものではなく、
「AIを利用するすべてのビジネスパーソン」が、下記を体系的に理解していることを証明します。
・生成AIの基本的な仕組み
・活用事例
・法的・倫理的なリスク
生成AIを安全に利用するための「運転免許証」 のような位置づけと言えるでしょう!
試験概要
オンライン方式なので、自宅でサクッと受験できるのが嬉しいですね!
10月試験で申し込んだ場合には、10月1日~10月31日までに受験すればいいので、
自分のペースで進められるのも嬉しいポイントです🌟
主催団体 : 一般社団法人 生成AI活用普及協会(GUGA)
受験資格制限 : なし(学歴・年齢・実務経験不問)
試験方式 : IBT(Internet Based Testing)
方式 : オンライン受験
出題形式 : 四肢択一式 60問
試験時間 : 60分
試験実施月:2月、4月、6月、10月(受験実施月で中であればいつでも受験OK!)
出題範囲 : AIの基礎、生成AIの動向、情報リテラシー・AI社会原則、
プロンプト操作例など(シラバスに基づく)
難易度と合格率
最も気になる難易度と合格率ですが、結論から言うと、生成AIパスポートの難易度は比較的「易しい」 部類に入ります。
合格率は約75%前後!
過去の試験結果から、生成AIパスポート試験の合格率は約75%前後と非常に高く推移しています。
2025年10月試験では、26,230名受験し、合格者は20,529名と合格率78%!
2023年10月試験 73.71%
2024年2月試験 75.08%
2024年6月試験 75.76%
2024年10月試験 75.7%
2025年6月試験 77.14%
平均 約75%
必要な勉強時間
多くの受験者が合格していることから、求められる学習時間は短く、一般的には10時間〜30時間程度が目安と考えられます。
IT分野の入門資格である「ITパスポート」と同等か、やや短い程度の学習量で、専門的なプログラミングスキルや高度な数学知識は要求されません!
生成AIパスポートは、AI技術のビジネス活用とリスク管理に焦点を当てており、
技術的な深い知識よりもリテラシーの習得に重点が置かれているため、
AI初心者でも十分に合格が目指せます✨
資格名 合格率 勉強時間(目安) 難易度(一般的な評価)
生成AIパスポート 約75% 10〜30時間 易しい
G検定 約60〜70% 30〜50時間 中程度
E資格 約65〜70% 100〜300時間 難しい
勉強方法と所感
2025年10月受験を目指して、9月半ばから勉強開始しました!
受験する2週間前までは下記の2点で勉強をしていました。
仕事終わりは頭が疲れてインプットできなかったので、朝の通勤時間に絞っていました。
①公式シラバス
朝の電車30分で読んで、問題を解くをとにかく繰り返していました!
理解できないなら先には進まず、理解できるまで読み込んでいました。
どうしても理解できないことは、後ほど調べたり社内の人に質問していました。
②YouTube
シラバスを読み上げてくれて動画がありました。
満員電車では本も開けない、目が疲れて聞くだけにしたいときに大変助けられました!
試験2週間前から
試験日が迫ってきた段階で、模擬試験(過去問)を実際に解いて、実力を確認しました。
85%とれていたので、残りの2週間は苦手な分野や間違えた問題に時間を使いました。
追い込みなので、上記2点に加えて、仕事から帰宅したあとに、
書き出してアウトプットや、自分の口で説明してみるなどもやって理解を深めていました。
受験してみて
問題は勉強したことから考えられる内容なので、問題をよく読み回答方法を誤らなければ、
しっかり合格できると感じました。
見直し含めても、40分前後で問題は解けると感じました。
試験の受け方も自宅でPCから「試験をうける」から簡単に受けられるので、
気軽で良い資格だと思いました。
所感など
生成AIの資格なので、生成AIの技術的な話が8割かと思っていたら、、、
・AIの概要
・AIの歴史
・インターネットリテラシーと権利
・AIに関する基本理念、社会原則、ガイドライン
など、座学要素の横文字と原則が多く、ITパスポートに似ていて厄介と私は感じました。。。
AIの技術に関する資格を取りたい方はG検定、E資格、Pythonの資格のが良いのかなと![]()
AIとはどんなもので概要から基本的な活用までに触れてみたい人にはとっても良いと感じました!
私のように本職ではないけど、活用し始めた人にはガイドライン知っておくのは重要なことだと身に沁みました。
社会人になって勉強方法が効率的になった!
社会人の平均勉強時間は週7分、月30分 ほどと言われています。
IT業界にいる方は、変化する技術に向けてこれより多くの勉強しているなぁと刺激になります。
私自身も毎日勉強できているかと言われたら全くできていません。
家に帰って、しっかり机に向かって勉強することは学生を卒業してから徐々に消えていきました。
社会人になったらとにかく少ない時間の中で、どれだけインプットとアウトプットができるか!
これに限られてくるなと感じています。
・勉強する時間がない
・勉強する元気、体力もない
私がこの状態から無理なくインプットできる方法が、
朝の電車の時間で読む・聞く ことです。
学生時代までは静かな空間で座って書かないと無理だったのですが、
今は頭が冴えている朝に集中することとなりました。
アウトプットは未だに休日に1~2時間とることになっていますが、
学生の頃に比べたらかなり短い時間でできるようになりました。
限られた環境下になると、その中で効率良くできるようになるのだとこの2~3年で実感しています。
⭐️最後に
今回は資格の紹介と勉強方法について書かせていただきました!
働いていく中でのスキルアップなどに役立てば嬉しいです。
昨年はメンタルへエルスマネジメント検定、今年は生成AIパスポートを取得したので、
来年はどんな資格を取得しようか悩み中で!
また、資格受験してみたら記事書いてみようかなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
