Supershipグループ Advent Calendar 2024の25日目の記事になります。
Supershipで執行役員CTOを務めている名畑です。2024年に最も見た映画はKING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-で、最も聞いた曲はパショギラで、常に支えてもらっていたのは今剣でした。
はじめに
年末です。
年末って色々と振り返りたくなりますよね。
ということで、私がここ数年の間に新たに始めた対外的アウトプットをまとめてみました。「アウトプット」は「行動」や「取り組み」と置き換えていただいても大丈夫です。
Webエンジニアにおけるアウトプットには様々な選択肢がありますが、皆様がそれらについて想像する上での一助になりますと嬉しいです。
Qiita
まずは、今、記事を掲載しているここ、Qiitaです。Qiitaでの発信は定期的に続けております。
4年前のSupershipグループ Advent Calendar 2020で記事を書くことになり、その際のプラットフォームとして選ばせていただきました。その時の記事は「マネージャーになってから自分自身のためにやったことまとめ」です。このときも振り返ってますね。
当時はまさか今に至るまでQiitaを書き続けることになるとは考えていませんでした。
未来は読めないものですが、一歩を踏み出すことには未来を変える可能性があるのだと実感します。
プログラミング教育
2019年後半、会社として、ICT(Information and Communication Technology / 情報通信技術)教育支援のプロジェクトを開始しました。
2020年度に小学校でのプログラミング教育必修化が始まることが決まっており、それに合わせて、なにかできることがないかというものでした。
私もプロジェクトの開始時からずっと取り組んできており、現在も主導しております。
プログラミングについてや、ITについてや、授業内容を考え、教室で実際にお話しさせていただき、プログラミングを一緒にしたり。
以下、弊社の公開記事となります。
- 小学校での「ICT教育支援プロジェクト 」第2弾~「Viscuit(ビスケット)」でプログラミングを楽しもう!~|Supershipグループ社内報 - Super Stories
- 「Scratch(スクラッチ)」を使って、イラストを動かそう!~小学校でのプログラミング特別講座を開催!~|Supershipグループ社内報 - Super Stories
記事になっていないものやプログラミングに限定されないものも含め、何校かで運営や授業をさせていただきましたが、児童や学生という世界の未来を担う方々との交流によって得られるものが多く、また、考えさせられることも非常に多いです。
Dev Community
今年の9月、Qiitaのような日本語だけではなく、英語を用いた情報発信もしてみたいなとふと思い、有名なDev Communityでも記事を載せ始めました
Qiitaに上げた記事をリンク先など諸々英語向けにしたものですが、たとえば以下のようなものです。
- Using the Web API for FLUX 1.1 [pro]: The Latest Image Generation AI Model by the Original Team of Stable Diffusion
- Running the FLUX.1 Image ([dev]/[schnell]) Generation AI Model by Stable Diffusion's Original Developers on a MacBook (M2)
なぜ始めたのか、深い理由は特にないです。
ただ、目標からの逆算的な行動ばかりだとどうしても偏るので、時には深く考えず新しいことを始めた方が良いという価値観を持ってはいます。
YouTube Channel
YouTubeで動画の公開を始めたのも、今年の秋頃でした。
別に私が登場するとか喋っているというものではなく、Qiitaで動画に関する記事を書く際、前はアニメーションGIFを載せていたのですが、せっかくなら動画フォーマットのままで埋め込みたいと思ってアカウントを作ったのが始まりです。
Qiita記事に載せていない動画もChannelには載せています。
現時点ではまだ総再生数2万回を超えたばかりではあるのですが、初の経験なので、勉強になります。動画というのは今のインターネットの世界のコンテンツにおける主要フォーマットであるので、それを発信した経験は今後に活きてくるのではないかと期待したり。
自分でやってみて、次々に動画を公開しているYouTuberってすごいなと改めて思いました。
最近はAIで生成した動画を切り貼りしてフリー音源を重ねることにハマっています。たとえば以下のようなものです。
曲はまんぼう二等兵さんのWill you still cry?です。
登壇
登壇自体はもっと前にもしたことがあるので、新たに始めた取り組みというとやや語弊があるかもとは思いつつ、意図的に社外向けの登壇をするようになったのはここ数年の話となります。
毎年1回か2回は必ず社外に対しての登壇をするようにと意識しています。
以下、主な登壇歴を箇条書きしてみました。幅広く登壇の機会をいただけていて、本当にありがたいです。
- 2024年 KGDC Tech Conference #8 ~KDDIグループにおける生成AIの活用状況と今後の展望~
- 2024年 Supership×ジオロジック 合同勉強会
- 2023年 技育祭2023【秋】
- 2023年 技育祭2023【春】
- 2022年 TEPRO(公益財団法人東京学校支援機構) 団体連携協議会
- 2022年 Snowflake DATA CLOUD WORLD TOUR JAPAN
- 2021年 KGDC Tech Conference #0 通信インフラだけじゃないKDDIグループの多彩な技術
- 2020年 アドテクの「今」と求められる「変革」を考える / AdTechnology Meetup vol.1
- 2019年 サイバーエージェント アドテク ビアバッシュ&LT大会
- 2019年 Repro Tech: Mobile SDK Reliability Supported by 助太刀
- 2018年 アドテク ビアバッシュ&LT大会 俺たちの屍を超えていけナイト vol.9~ちょっと早いオレシカ忘年会2018~
なぜ登壇するのかというと、もちろん会社の名前を売るためという大きな目的があるのですが、それ以外にも、フィードバックをいただけたり、交流があったり、なんにせよ、人生に変化と刺激を与えてくれるものだと感じているからです。
少なからず準備の時間が必要ですし、発表前は気が滅入ることもありますが、それでも、やってよかったと毎回思っております。
私の登壇に触れた誰かの人生にも変化と刺激が訪れておりますように。
もしも登壇の希望などあれば気軽にご連絡ください。
KDDI Group Developer Community(KGDC)
KDDIグループ企業各社のDeveloperが集い、「エンジニアが楽しめる」イベントを提供するコミュニティ
KGDC = KDDI Group Developer Community
発起人ではないのでこのKGDCという取り組みそのものを始めた人物ではないのですが、初回定例から参加させていただいています。
メンバー同士の関係値がほぼない状態においてコロナ禍で始めたこともあり、最初は色々と越えなければいけないものもありましたが、やってきてよかったと心から思える取り組みです。
社外の方との交流は社内とはまた違った刺激があり、また、グループ会社同士であるからわかり合えることがあり、非常に有益です。
AtCoder(競技プログラミング)
最後に、AtCoderです。
対外的活動というカテゴリに入れていいか微妙ですが、まあ、ランキングとかもありますし、ご容赦ください。
採用活動をしていますと、特に新卒採用におきまして「AtCoderでhoge色です」ということを頻繁に言われます。
自分でもある程度はやってみないと評価をする上で難しいなと思い、2020年から始めました。
採用の役に立ちました。評価をしやすくなりましたし、また、面談や面接時の共通の話題にもなります。
そして、緑なので決して上位ではありませんが、自分のエンジニアとしての地力向上に繋がったと思いますし、また、とても楽しいです。今も社内で部活動としてエンジニア同士で過去問を解いたりしています。
私とAtCoderについて詳しくは以下の過去記事をどうぞ。
最後に
今後もアグレッシブに貪欲に。
皆様、一年間、お疲れ様でした。
良いお年を。
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