自宅の映像環境を整理したくて、TrueNAS上でメディアサーバーJellyfinを構築した。
結論から言うと、Amazon Fire TV Stick程度のスペックでもヌルヌル動く動画再生環境が完成した。
正直ここまで変わるとは思わなかった。
現在の構成
- NAS:UGREEN DXP4800 Plus → TrueNAS導入
- メディアサーバー:Jellyfin
- クライアント機器:Amazon Fire TV Stick 4K
- クライアントアプリ:Jellyfin
なぜTrueNAS + Jellyfinにしたのか
- TrueNASの選択理由
- ハードウェアはUgreen DXP4800 Plus
- なんか使いにくかったのでTrueNASに入れ替えた(詳細は別記事参照)
- Jellyfinの選択理由
- NASを導入したのだから色々サーバアプリを入れたくなるのは普通
- メディアサーバーもその実験の1つ(今は常用してる)
- 他のアプリに比べて、完全無料かつ高機能ということで選択した
Fire TV Stickで起きていた問題
TrueNAS導入前、Fire TV StickでのDLNA動画再生は以下の問題を抱えていた。
なお、使用していたアプリはVLCとKodi
- とにかく遅い。動画再生はカクつく。UIももっさり。
- フォーマットの相性なのか、画像が乱れることも多かった
- タイトルがファイル名そのまま
Jellyfinを導入 → すべて解決した
JellyfinをTrueNASのAppsで入れて、ライブラリを設定しただけで状況が一変した。
- 専用クライアントアプリがあり、UIが軽い。サムネ表示も早い
- 動画再生が安定。ラグなし。画質も安定
- サーバ側でFireTV Stickのスペックに合わせてトランスコードしてるぽい
-
サーバ側の設定からタイトルなどのメタデータが自動で取得・表示される
- サブ要素ではあるが、非常に重宝している
- アニメ系のメタデータが海外でこれほど集約されてるとは思わなかった
もう、VLCもKodiも不要。多分
Jellyfinの強いところをざっくり
- 動画を自動で最適化してくれる
- メタデータを自動取得してくれる
- Fire TVで使える専用アプリがあり、軽い
- NASがあればそこにインストールするだけ
まとめ
Fire TV Stickで快適な動画再生をしたいなら、Jellyfinなどのメディアサーバ導入が最適解です。
特にTrueNAS+Jellyfinの組み合わせは、無料で高性能で安定している。
「Fire TV Stick買い換えようかな」とか検討してたけど、これも不要になった。