春に高度情報技術者試験を受けようと思っており、午前Ⅰ科目の練習のために受験することにしました。2~3年前に基本情報技術者試験の午前免除試験だけ合格したことがあり、その学習貯金が若干残っていた状態だったので、準備期間は短めで済みました。
受験状況
- 勉強期間:8日間
- 受験日:2021年11月
- 使用教材
- テキスト いちばんやさしいITパスポート絶対合格の教科書+出る順問題集
- サイト(無料) ITパスポート試験ドットコム 過去問道場
- 費用合計:7500円
- テキスト代:1800円
- 受験料:5700円(※2022年4月から7500円に値上予定だそうです)
使用した教材
テキスト一冊だけ買って、無料の過去問ウェブサイトを使って勉強しました。個人的に、ITパスポートの試験はこちらのキミドリの本一択です。
他に有名な本として「キタミ式」「猫本」があります。キタミは基本情報の午前試験で使って、とってもよかったんですが、キミドリ本の方がより端的にまとまっていて情報が発散しておらず、読みやすかったです。フォントや行間が好みでした。
問題を解く前に知識だけ見て頭に入れることが自分はできないので、テキストはかなり適当な流し読みで済ませています。問題演習はウェブの過去問道場サイト(無料)を使いました。
勉強方法と期間
- テキストを一読(4日)
- 過去問道場で過去問4年分解く(4日)
予定では過去問10年分やろうとしてましたが普通に無理で、4年分やったところでタイムリミットでした。ストラテジ科目とマネジメント科目は業務の中でなんとなく見たことある知識ばかりだったので適当に流して、テクノロジ科目を重点的に勉強しました。過去問をやって苦手だったり、これなんだっけ?となったりした分野は、その場でキミドリ本に戻って読み直しました。
過去問の正答率はだいたい80%前後でした。
試験結果
- 合格
- 総合得点:760 / 1000点
- ストラテジ系:745 / 1000点
- マネジメント系:625 / 1000点
- テクノロジ系:800 / 1000点
- (総合評価点が600点以上かつ、各分野がそれぞれ300点以上で合格)
総合得点率76%で、なんともいえない中途半端な点数になってしまいました。ある程度知ってるからと、適当に扱ったストラテジとマネジメントは伸びず、対策したテクノロジはそれよりは多少高めでした。試験勉強に対する自分の態度が点数に表れていました。
試験後のレポートダウンロードと合格証書
他のCBT式試験では、試験終了後その場で試験結果レポートの紙をもらえることが多かったのですが、ITパスポートは何もなく解散でした。試験結果レポートは、試験が終わった後に、試験を申し込んだサイトでログインしてダウンロードできます。自分は終了直後にダウンロードできましたが、場合によっては2~3時間置かないと、見れないこともあるそうです。
合格証書は2ヶ月後の発送です。試験後の点数で合格したと書いてしまいましたが、合格はまだ確定していません。試験の翌月15日に合格発表が正式に行われます。合格証書は、上記の合格発表がされたさらに翌月の15日前後に発送されます。
ちなみに合格証書ではなく合格証明書は、合格発表の2週間後から申請でき(1通700円)、申請から1週間で届くそうです(参照 https://studying.jp/itpassport/about-more/kiji-24.html )。