#プログラミング勉強日記
2021年4月16日
#リージョンとは
regionは日本語で「領域」という意味。AWSは世界を複数の"リージョン"に分割して、リージョンごとにクラウドコンピューティングサービスを提供している。
日本の場合、東京リージョンと大阪ローカルリージョンの2種類存在する。
それぞれのリージョンは独立したインフラ拠点で、あるリージョンで障害が発生した場合でも他のリージョンでは影響がないように設計されている。
基本的にはアプリとして1つのシステム・1つのインフラを使う場合は1つのリージョン内で完結させる。ただ、リージョンをつなぐ方法もあって、隣接するリージョン間は広帯域の専用ネットワークで接続できる(後で詳しく記述する)。使い方としては、東京リージョンでインフラを構築して、物理的なバックアップを大阪ローカルリージョンに送っておくことで、地震や火災などの万が一のときにも、大阪ローカルリージョンの方で復帰させることもできる。
リージョンによっては使用できるAWSサービスの種類と料金が異なる。1番最初に接続が提供されるのは米国東部(バージニア北部)のリージョンなので、東京リージョンでは最新の機能が使えない。
#リージョンの選択方法
データやシステムに関する法律や社内規定を考慮したうえで、基本的には身近なリージョンを選択してAWSシステムを構築する。基本的には、事業継続性計画(BCP)などの対策のため、データや予備システムとして別のリージョンを利用する。ただし、リージョンのある国の法律に影響される可能性も考慮する。
中国の場合、中国政府の要請に従ってAWS中国はデータを提示する義務が生じる。また、中国内のデータの持ちだす制限も設けられる。
#リージョン間の連携
リージョン間では、専用線説zくしてレプリカが作成できるようになっている。連携方法としては以下の7つを紹介する。
##1. AWS Direct Connect Gateway経由で接続
AWS Direct Connect Gateway経由で接続する方法がよく使われる方法。
##2. S3リージョン間のレプリケーション
ストレージサービスのS3をリージョン間でレプリケーションしてバックアップする。
レプリケーションとは、あるコンピュータやソフトウェアの管理するデータ集合の複製(レプリカ)を別のコンピュータ上に作成し、通信ネットワークを介してリアルタイムに更新を反映させて常に内容を同期すること。
引用文献:IT用語辞典 レプリケーション
##3. インターリージョンVPC Peeringで接続
リージョンが違うVPC間でペアリング接続・別々のVPCをつなげる。(VPCについてはこちらの記事で詳しく扱ってる。)
##4. EC2リージョン間でのAMIコピー
別リージョンにあるEC2同士でEC2のイメージ(OSのようなもの)をリージョン間でまたいでコピーする。
##5. RDSリージョン間でのリードレプリカ
データの保存・バックアップを行う。
##6. Route53 DNSフェイルオーバー
フェイルオーバーの仕組みをリージョン間で作る。フェイルオーバーは、稼働中のシステムに問題があってシステムやサーバーが落ちてしまったときに自動的に待機システムに切り替える仕組みのこと。
##7. DynamoDBリージョン間でのレプリカライブラリ
#参考文献
レプリケーション 【replication】