#プログラミング勉強日記
2021年4月11日
#AWS VPCとは
VPCは Virtual Private Cloudの頭文字をとったもので、ユーザ専用のプライベートなクラウド環境・設定を提供するサービスのこと。AWSを利用する場合は、必ずVPCでクラウド環境をコントロールしている。
VPCを設定すると、AWSのサービスの間の連携やインターネットに接続しないプライベートなネットワークの構築などを設定することができる。ネットワーク設定を簡単にカスタマイズできるのがVPCの強み。
AWSは基本的にVPCが必須であるが、すぐに使えるVPCとしてDefault VPCが用意されている。AWS VPCはデフォルトのままでも使用できるが、設定を抽象化したコンポーネントを使用して細かく設定することで、様々な環境構築が可能になる。
#AWS VPCの用途
AWS VPCは用途によって外部ネットワークとの組み合わせが変わってくる。
用途としては、インターネット向けシステムやオンプレ向けシステム、インターネットとオンプレミス向けのシステムがある。
インターネット向けシステムは、その名の通りインターネットを経由するシステムを提供する用途で使われる。オンプレミスは、サーバーやソフトウェアなどの情報システムを管理して運用する従来のサーバー運用形態を指す。インターネット向けとオンプレミス向けシステムの両方の接続をVPCに設定する構成がインターネットとオンプレミス向けシステムである。
#AWS VPCのメリット
クラウド上で仮想ネットワークを簡単に構築できること、インターネットを使わない通信もできること、便利なコンポーネントが多くカスタマイズ性が高いことがメリットとしてあげられる。
AWS VPCを使用するとAWSの仮想サーバーやデータベースといったAWSのクラウドサービスで構築されるネットワークを構築することができるので、時間やコストをかけることなく仮想上のネットワーク構築ができる。
AWS VPCは専用のネットワークの中に複数のサブネットワークを作ることができる。サブネットワークはインターネットに接続することも接続しないこともできる。なので外部からアクセスする必要のないシステムのセキュリティを高めることもできる。
コンポーネントを組み合わせることで、簡単にネットワークの構築が可能である。ただ、構築する環境によってもコンポーネントが変わるので、様々な環境のネットワークを構築する場合はデメリットにもなり得る。
#参考文献
【AWS】VPCとは?特徴や利用するメリット・デメリットを紹介
AWSのVPCって何?メリットや使えるシーンなど徹底解説!