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【AWS】アベイラビリティゾーン(AZ)とエッジロケーションを理解する

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プログラミング勉強日記

2021年4月17日

アベイラビリティゾーン(AZ)とは

 リージョンの中に複数の独立したインフラ拠点が存在し、それをアベイラビリティゾーン(AZ)という。
 1つのリージョンには2つ以上のAZが存在する。同じリージョン内のAZ同士は低レイテンシーのリンクで接続されている。サービスによっては、AZをまたいで設置できるものもあれば、AZ内でしか使えないものもある。

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 AZが物理的なデータセンターになっていて、1つのデータセンターには数千のサーバーを収容している。
 AZにある物理的インフラを仮想化してユーザにインフラ機能をパーツとして分けて提供している。なので、1つのAZでも複数のEC2インスタンスに分けられる。

 1つのAZのみでAWSサービスを使用するとデータセンターの停止によってサービスが停止する可能性もある。そのため、1つのリージョンに2つのAZから使用するのを推奨している。複数のAZでまたぐと物理的な耐久性が向上する。しかし、1つのAZでしか共有されない設定が多くあること、多くはAZ間で連携するための設定が必要なことから、システム間の連携や共有が制限されてしまうので注意が必要。

エッジロケーションとは

 エッジロケーションは、キャッシュデータなどを利用するときにさらに小さなエンドポイントになる拠点のこと。
 エッジロケーションを使ってコンテンツ配信やトラフィック制御のルーティングを効率的に実施することができる。ユーザの近くに多くあるほど効率的に行えるので、世界中に200か所以上もある最も数の多いロケーションである。
 CloudFrontやLambdaエッジ、Route53のDNS機能がエッジロケーションを使って実行されている。

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