プログラミング勉強日記
2021年5月29日
AWSのストレージサービスについて
AWSでは3つの形式のストレージサービスがある。
ブロックストレージ:EBSとインスタンスストアがブロックタイプのストレージ。EC2インスタンスにアタッチして(一緒になって)使っていくストレージ。ブロック形式でデータを保存し、高速・広帯域幅。
オブジェクトストレージ:S3やGlacierがオブジェクトタイプのストレージ。安価で高い耐久性を持つオンラインストレージで、オブジェクト形式でデータを保存する。デフォルトでは複数AZに冗長化されている。
ファイルストレージ:EFSがファイルタイプのストレージ。複数のEC2インスタンスから同時にアタッチ可能な共有ストレージサービスで、ファイル形式でデータを保存する。
S3とは
Simple Storage Serviceの頭文字3つをとってS3と呼ばれる。AWSで簡単にストレージを使う場合に最適。ユーザがデータを容量制限なく保存可能なマネージド型で提供されるオブジェクト型のストレージ。(マネージド型なので、ユーザ側で冗長性を考えなくていい)
特徴
- 高い耐久性
- 安価なストレージ(容量単価:月額1GB / 約2.5円 )
- スケーラブルで安定した性能(複数AZでAWS側で冗長化しているので、可用性・耐久性が高く安定して安全に使える)
- 転送中や保存時にデータを暗号化できる
データの保存形式
バケットとオブジェクトの2つの形式でデータを保存する。バケットは、大きなフォルダ構成になっていて、名前はグローバルでユニーク。(その中にユーザでフォルダを作ることもできる。) その中に格納するデータがオブジェクトという単位で格納される。それぞれのオブジェクトごとにURLが付与されていて、インターネット上からURLにアクセスすることができる。
データサイズは0KBから5TBまで保存可能。