#プログラミング勉強日記
2020年12月2日
JavaScriptを調べていたときにBackbone.jsを初めて知ったので、Backbone.jsについてまとめる。
#Backbone.jsとは
Backbone.js(読み方:「バックボーン」)は、2010年に公開したWebアプリ構築のためのJavaScriptのフレームワーク。オープンソースのフレームワークで、こちらのサイトで公開されている。フロントエンドで動作する必要最小限のシンプルなフレームワークなので、他のフレームワークに比べて設計が自由にできる。
Backbone.jsはjQueryと一緒に利用させることが多い。jQueryのみで大規模なアプリ開発のプログラム全体を管理することは難しい。Backbone.jsはプログラムをModel・View・Controllerの3つの役割に分けて記述するように設計されているので、大規模開発の場合でもプログラム全体を一定のルールに従って管理できるようになる。なので、Backbone.jsはjQueryと一緒に利用されることが多い。
#Backbone.jsの特徴
- フロントエンドで動作する必要最小限のシンプルなフレームワーク
- 他のフレームワークと比べて設計の自由度が高い
- JavaScriptプログラムをModel・View・Controllerの3つに分けて記述する
- 大規模開発の場合でもプログラム全体を一定のルールに従って管理できる
- jQueryと一緒に利用されることが多い
- Backbone.jsを利用するためには、Underscore.jsが必要
#Backbone.jsのメリット
- コードを簡単に書ける(※)
- 配列が使いやすい
- 既存のデータベースとの接続ができる
- MVCモデルを理解できる
##コードを簡単に書ける
※jQueryをインストールすることができることもあり、JavaScriptの実行時に必要な記述を削減することができる。開発規模や設計によるが、決まったテンプレートにデータを書き込むスタイルのページではコードの見通しが良くなる。
##配列が使いやすい
Backbone.jsはModelやCollectionをJSON形式で記述することでわかりやすく配列を作成することができる。データベースを使わなくてもいい場合には、配列を使うことで演算や処理が簡単になる。
##既存のデータベースとの接続ができる
Backbone.jsはREST形式に対応したインタフェースやサーバーとの通信用関数が用意されてるので、ローカルやサーバーでの更新が可能になり、データベースを利用したアプリ構築ができる。
##MVCモデルを理解できる
Backbone.jsは2010年に登場した少し古いフレームワークなので、他のフレームワークへの移行が進んでいる。ただ、2020年の現在でも主流になっているJavaScriptのフレームワークはBackbone.jsと同じMVCモデルで設計されているので、MVCモデルの基本的な考え方や構造を理解することで、他のフレームワークにも対応できる。
#Backbone.jsができることとできなこと
- 中規模から大規模なプログラムの長期的な生産背の向上はできる
- 短期的な生産性の向上ができない
- コード量を削減することができない
Backbone.jsでは、中規模から大規模なJavaScriptのプログラムを実装してメンテナンスしていくうえでの長期的な生産性を上げることはできる。
jQueryを使うと、アコーディオメニューを開発するときなど格段に生産性が上がって、コードを削減することができる。しかし、Backbone.jsの導入をしたからといってさらに改善することはできない。
#Backbone.jsで作れるサービス
JavaScriptだけでは実装が難しかったWebサービスを作成できる。
- Todoリスト
- 複数人で管理するプロジェクト管理ツール
- ポートフォリオ作成・保存サービス
- ネットショップ
#参考文献
Backbone.jsの特徴とできることをまとめてみた
Backbone.jsとは?JavaScriptフレームワークについて解説
第1回 Backbone.jsとは