はじめに
今回、 Analytics Hub の Publisher 側 Exchange 及び Listing を設定する時に異なる region を選択したがために先へ進めなかったという話。
Analytics Hub とは
Analytics Hub は、堅牢なセキュリティとプライバシー フレームワークを備え、組織の境界を越えてデータと分析情報を大規模に共有できるデータ交換プラットフォームです。
Analytics Hub の概要 から引用
要は、 Dataest 等のデータを異なる Google Cloud の組織間で共有する機能 = Analytics Hub です。
Analytics Hub を利用することで、データ利用状況を確認できたりと組織間のデータ共有を安全かつ簡単に行うことができます。
Exchange を作成する region に気をつけて
タイトルの通り、BigQuery Analytics Hub の Exchange を作成する region が 参照したい Dataest と異なる場合 下記のようなエラーが出て Listing の作成が完了しません。
Please choose a source dataset in the same location as your listing.
リスティングと同じ場所にあるソース データセットを選択してください。
ちなみに上記エラーを発生させるために、作成したリソース及び設定は以下のとおりです。
- Dataset
- name:
analytics_hub_some_region_dataset
- region;
asia-northeast1(tokyo)
- name:
- Analytics Hub / Exchange
- name;
analytics_hub_some_region_exchange
- region:
US (multiple regions in United States)
- name;
さいごに
同じリージョンで作る前提になっており、ドキュメントにも出てこない。
私のように知らなかった方のために書き残しておきます。