最近「Cursorが激アツらしい」という情報を得て、
思いつきでスマホアプリを作ってみることにした。
私はChatGPT(チャッピー)の有料ユーザーで、
これまで個人開発(ほぼしてないけど)のコード添削は全部チャッピーにお願いしていた。
でも Cursorってエディター上でAIと喋れるの?!
それを知った瞬間テンションが爆上がりした。
せっかく“初の本格的な個人開発”なので、
要件定義〜基本設計までをAIに手伝ってもらいながらやってみることにした。
※前提として、ここで紹介する進め方はベストではないと思う。
たぶんCursor内でプロジェクト完結させるのが最適解。
ただ今回は、チャッピーとの既存会話で相談した内容が多かったので、そこに要件定義を作らせた。
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- まずは要件を固める
チャッピーに要件定義を依頼した流れはこんな感じ。
• 「こういうアプリ作りたい」と大枠の話をする
• 「要件定義〜基本設計を一緒にやりたい。まずは要件定義から」
• 「必要なことを一つずつ質問して。曖昧なら追加質問して」
• そんな感じで会話形式で進行
すると、
合計150〜200問くらい質問されて、要件定義・画面設計・ワイヤー・遷移図まで完成した。
セルフチェックまでチャッピーがしてくれる丁寧さ。
ただ、じっくり読むと「全部反映されてるわけではない」(泣)
でも概ね問題なかったので、そのままCursorに投入することにした。
振り返ってみれば、ここでしっかり要件を詰めたのは大正解。
• アプリの導線に一貫性が出る
• 後で迷子にならない
• “なんとなくノリで作る”のを防げる
もし要件がボロボロで、その場その場で投げてたら…
いや、Cursorくんならなんとかしてくれそうな気もする、けど!
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- 実装してもらおう!
「これ要件定義+基本設計ね!よろしく!」
とCursorに投げてしばし待つ。
正直、もっと最適な投げ方はあると思う。
けど、Cursorが優秀すぎて、後からいくらでも調整してくれるので
最初に情報を完璧に整える必要はそんなにないと感じた。
そしてすごいのがここ:
• エミュレータの起動方法まで教えてくれる
• Firestoreの設定も全部やり方を示してくれる
• しかも最新バージョン情報に強い
え?チャッピーより丁寧なんでは…?
と一瞬浮気しそうになった。
ただここからが本番。
■ エミュレータで苦戦した
• ビルドが通らない
• エミュレータのバージョン違い
• 謎の設定エラー
などなど、かなり苦労した。
私は完全に機械音痴なので何もわからない。
でも、とにかく質問しまくることで突破できた。
“質問に質問を重ねる” これが今回の勝因。
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- 実装を進めよう!
Cursorは設計に沿って少しずつ実装してくれる。
1. 一部実装
2. エミュレータで動作確認
3. 気になる点を伝える
4. 修正 & 再確認
このサイクルを繰り返すだけで、
気づいたらアプリの形が見えてくる。すごい。
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- 動作確認しよう!
ここでいう動作確認は「試験工程」ほど固くはなくて、
• 実装漏れがないか
• 大きなバグがないか
• 仕様として不自然な部分はないか
これらをチェックするためのもの。
動作確認項目は、
チャッピー(またはCursor)に要件定義から洗い出してもらう
のが最速だった。
これを使って軽く動作チェック。
もし不具合を見つけたら、
• 困りごとを説明
• エラーログを貼る
これだけでCursorが 秒で直してくれる。
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ここまでの所要時間
大体 5時間弱。
初めての個人開発でここまで進むとは思わなかった。
今日はここまで!