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- include: playbooks/commands.yml
- include: playbooks/middleware.yml
- include: playbooks/wordpress.yml <== この行を削除
後は、通常通りVCCWを使って環境を構築します。
上記の行を削除することでWordPressの入っていないVCCWの環境が出来上がります。
これで、Jenkinsのサイトからダウンロードしてきたjarファイルをsite.ymlが入っているのと同じフォルダに入れることで、下層環境内の
/vagrant/jenkins.war が入ります。
その上で、
// aptパッケージの更新
sudo apt-get update
// JREのインストール (Jenkinsのバージョンによって変わります。)
sudo apt-get install openjdk-8-jre
※ /vagrant での作業
// Jenkinsの展開
java -jar jenkins.war --httpPort=8080
後は通常のJenkinsのインストールとなります。
使用感
仕事でWordPressを使用した、そこそこの規模のシステムを作る機会がありました。
仕様でテストについての記述もあり、WP_UnitTestCaseでテストをすることにしました。
普段から、WordPressの開発の際はVCCWを使っていましたのでWP_UnitTestCase自体はすぐに使うことが出来たので、テストを行うこと自体は問題ありませんでした。
テスト結果を管理するためにJenkinsを使用することにし、ひとまずVagrantでサーバーを組んでみて、使い物になるようなら専用にPCを用意するつもりでした。
Vagrantで適当なlinuxをインストールしてJenkinsの動く環境を構築をしようとしましたが、phpunitのバージョンなどが揃えられずに困りました。
あまり時間を使うつもりもなかったので、面倒に思い始めた時、「そもそも、VCCW自体が仮想環境なのでここにそのまま入れればよいのでは?」と思い至り実際にやってみたものです。
JenkinsをVagrantで動かすのもどうかと思いますし、開発用のVCCWと別に動かすので色々と無駄もありますが、気軽に使えるので良いかなと思っています。