第1回はドメイン取得まで行いました
https://qiita.com/mugihara/items/551e7b0d2367400e1ed3
今回はHTTPで接続を行います。
※AWSアカウントの取得および公開予定のHTMLファイル等の作成は完了している前提です。
HTTP通信とは
WebブラウザやWebサーバーなどのクライアントとサーバー間でデータを転送するためのプロトコル。
WebブラウザがWebページを表示するために使用される。Webブラウザは、ユーザーが入力したURLを解析し、WebサーバーにHTTPリクエストを送信する。Webサーバーは、HTTPレスポンスを返し、WebブラウザはHTTPレスポンスを受け取り、HTML、CSS、JavaScriptなどのコンテンツを表示する。
つまり、今回の工程によってブラウザがAWSのS3(ストレージ)にHTTPで接続してファイルの情報を確認できるようにする≒ブラウザでサイトが見えるようにする
というところまでできるようになります。
3.HTMLファイル等をアップロードする。(HTMLファイルはファイル名を「index.html」とすること)
ここまででS3バケットへのファイルのアップロードが完了しました。
次にS3の公開設定に移ります。
4.バケット内の「プロパティ」タブに移動し、下部にある「静的ウェブサイト」の「編集」をクリック。
5.「インデックスドキュメント」の欄に「index.html」、「エラードキュメント」の中に「error.html」と入力し、「変更の保存」をクリック。(エラードキュメントは作成、アップロードしていなくても問題ありません、記入だけしておいてください)
6.バケット内の「アクセス許可」タブに移動し、ブロックパブリックアクセス(バケット設定)」の編集ボタンをクリック。
7.チェックをすべて外して保存。(確認画面が開かれたら「確認」と入力)
8.「アクセス許可」タブ内の「バケットポリシー」の「編集」をクリック。するとバケットポリシーを入力する画面になります。
9.以下の記述を貼り付けます。
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Sid": "PublicReadGetObject",
"Effect": "Allow",
"Principal": "*",
"Action": "s3:GetObject",
"Resource": "arn:aws:s3:::owl-light.net/*"
}
]
}
※"Resource"のS3::より後は自身のドメインを記入してください。
※AWSの公式ドキュメントを参照しています。うまくいかない場合はこちらが更新されていないか確認してください。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonS3/latest/userguide/HostingWebsiteOnS3Setup.html
10.「プロパティ」タブに移動し「静的ウェブサイトホスティング」の中のhttp:// で始まるURLをクリック。無事サイトを確認できればOKです。
ここまででサイトのHTTP接続は完了しました。
第3回ではHTTPSでサイトを公開します。