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Git の基本の流れ(ブランチ・add・commit・push・PR)を実際に使って整理した

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Last updated at Posted at 2026-10-25

はじめに

普段からコードを書いていても、Git は「なんとなく使えている」状態のままでした。
add と commit の違いも、正直あいまいなままコマンドを打っていました。

今回、実際の開発作業の中で Git の基本的な流れを整理できたので、記録として残します。
「Git は使っているけれど、各コマンドが何をしているのかは説明できない」という方の参考になればうれしいです。

Git の基本的な流れ

ブランチ作成
    ↓
ファイル編集
    ↓
git add(コミット対象を選択)
    ↓
git commit(ローカルに記録)
    ↓
git push(GitHub に反映)
    ↓
PR 作成 → マージ

ここから、1 ステップずつ見ていきます。

1. ブランチを作る

git checkout -b feature/fix-something

-b は「新しいブランチを作成して、そのまま切り替える」オプションです。
作業はブランチ上で行い、main には直接触れないのが基本です。

なぜブランチを作るのか?

main を汚さずに作業できるからです。
途中で失敗しても、main は安全な状態のまま残ります。

2. ファイルを編集する

エディタでファイルを修正します。
この時点では、Git には何も記録されていません。

3. git add(ステージング)

git add ファイル名

「次のコミットにこのファイルを含める」と予約する操作です。

ポイント

  • git add していないファイルの変更は、コミットに含まれません
  • git add した後にさらに編集した場合は、もう一度 git add が必要です
# 複数ファイルを指定
git add ファイルA ファイルB

# 変更した全ファイルを追加(注意:意図しないファイルが含まれることもある)
git add .

4. git commit(ローカルに記録)

git commit -m "fix: グラフの色を修正する"

その時点のプロジェクト全体のスナップショットを保存します。
ゲームのセーブデータに近いイメージです。

コミットメッセージのプレフィックス

プレフィックス 意味
feat: 新機能
fix: バグ修正・改善
docs: ドキュメント
test: テスト追加
ci: CI/CD 関連

git commit はローカルにしか保存されません。
GitHub にはまだ反映されていない点に注意です。

5. git push(GitHub に反映)

# 初回(リモートにブランチを作成して紐付け)
git push -u origin feature/fix-something

# 2回目以降
git push

origin とは?

origin は、GitHub 上のリモートリポジトリにつけられた**名前(別名)**です。
git clone したときに、自動的にこの名前で登録されます。

つまり初回の git push -u origin feature/fix-something は、

「origin(GitHub)に feature/fix-something という同名のブランチを作り、ローカルのブランチと紐付ける」

という意味になります。
紐付けが済んでいるので、2回目以降は git push だけで同じブランチに反映されます。

6. PR(Pull Request)を作る

GitHub 上で PR を作成します。

「feature ブランチの変更を main に取り込んでいいですか?」

というリクエストです。

チーム開発では、他のメンバーがコードをレビューしてからマージします。
個人開発でも PR ベースで進めると、次のようなメリットがあります。

  • 変更の記録が残る
  • 作業単位が明確になる
  • 差分が見やすい

7. マージする

GitHub の「Merge pull request」ボタンを押すと、feature ブランチの変更が main に取り込まれます。

main:    A → B
                \
feature:         C → D
                        ↓ マージ
main:    A → B → C → D

8. マージ後の後片付け

マージ済みのブランチは、ローカルから削除してスッキリさせます。

# main を最新に更新
git checkout main
git pull

# マージ済みブランチを削除
git branch -d feature/fix-something

マージ済みのブランチは、次のコマンドで確認できます。

git branch --merged main

つまずきやすい点:-d で怒られることがある

GitHub のマージ方法に Squash and merge を選んでいると、git branch -d が
「マージされていません」とエラーを出すことがあります。

Squash merge は、複数のコミットを 1 つにまとめて main に取り込む方式です。
そのため、ローカルのコミットと main 上のコミットが別物になり、Git が「マージ済み」と判断できません。

PR がマージされていることを確認したうえで、次のように強制削除します。

git branch -D feature/fix-something

コンフリクト(競合)が起きたら

複数のブランチで同じファイルの同じ箇所を編集すると、マージ時にコンフリクトが発生することがあります。
その場合、ファイルは次のような状態になります。

<<<<<<< 自分のブランチ
const a = 1;
=======
const a = 2;
>>>>>>> マージ元

<<<<<<< と >>>>>>> で囲まれた部分を手動で修正し、どちらの内容を使うかを選びます。
区切りの記号(<<<<<<<、=======、>>>>>>>)も、必ず削除してください。

修正後に git add → git commit でコンフリクト解消完了です。

よく使うコマンドまとめ

# 現在の状態を確認
git status

# 変更差分を確認
git diff

# コミット履歴を確認
git log --oneline

# ブランチ一覧
git branch

# リモートの変更を取得
git pull

まとめ

最初は add と commit の違いがわかりませんでしたが、整理すると次のようになります。

コマンド やっていること
add コミットに含めるファイルを予約する
commit 全体のスナップショットをローカルに保存する
push GitHub に反映する

この 3 ステップが基本です。

暗記するより、実際に手を動かして、エラーを読みながら覚えていくのが一番身につくと感じました。

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