はじめに
こんにちは、ユーゴです。今回は、EC2上で動かしているAmazon Linux 2をMicrosoft Remote Desktopから操作していた時に、GUIベースのChromeが使えたら楽だなと思いインストールを試みたものの、エラーで躓いたので、解決策を紹介していこうと思います。
課題
Chromeをインストールしようとした。
sudo yum install google-chrome-stable
しかし、以下のようなエラーが出て、Chromeをインストールできない。
Failing package is: google-chrome-stable-122.0.6261.94-1.x86_64
GPG Keys are configured as: https://dl.google.com/linux/linux_signing_key.pub
なお、
キャッシュをクリーンも試したが、効果なし。
sudo yum clean all
解決策
以下のコマンドを実行し、chromiumをインストールすればよいです。
sudo amazon-linux-extras install epel
sudo yum install chromium
↓左上から「アプリケーション > インターネット > Chromium ウェブ・ブラウザ」で開ける。インスタンスのスペック次第では、レンダリングに時間がかかるかも...
こちらを参考にしました。
Amazon Linux 2 を実行している Amazon EC2 インスタンスに GUI をインストールする方法を教えてください。
ちなみに、私は直前にseleniumを触っていた流れがあったせいで、chromiumがヘッドレスブラウザだとばかり思っていましたが、chromiumもGUIを提供しているようでした。
まとめ
いかがだったでしょうか。
そもそも、直近で「え、EC2ってRDPできたの?!」という驚きから始まった話で、色々とサーバー上で環境構築をするにあたりGUIブラウザ上で操作できると良いなと思い、まずはChromeをインストールしようと試みた時に遭遇した思い込みとエラーでした。クラウドは、ユースケース次第ではセキュリティには大変気を使わなければならない場面もあると思いますが、本当に便利で手軽にサービスを構築できるようになりました。いい時代に生まれたと思います。
このように、AWS周りのエラー対処から、Unityなどの知見まで様々な内容を取り扱っていきます。お役に立てましたら、いいね, LGTM, フォロー等よろしくお願いいたします!