ローカルPC(MacBook)でpyenvを使ってpythonのバージョン管理をしたくなったので、備忘録も兼ねて記載していきます。
また、以下のサイトがとても参考になりました。
環境
- macOS:Tahoe 26.0.1
- Homebrew:4.6.18
pyenvのインストール
以下のコマンドを入力します。
brew install pyenv
バージョン表示してインストールされたか確認します。
% pyenv --version
pyenv 2.6.11
シェル(zsh)の設定
以下のコマンドを入力して、macOSのシェルにパスを通していきます。
# シェルの設定(zshの場合)
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc
# 設定の反映
source ~/.zshrc
pyenvの設定
利用可能なバージョンの確認
pyenv install --list | grep " 3\."
インストール
pyenv install 3.14.0
全体で利用するバージョンの設定
$ pyenv global 3.14.0
特定のディレクトリのみで利用するバージョン設定
ローカルで設定するpythonであっても、指定するバージョンを事前にインストールしておくこと(そりゃそうか)。
pyenv install 3.13.9
mkdir ~/Desktop/test_project && cd ~/Desktop/test_project
pyenv local 3.13.9
バージョンすると、ちゃんとローカルで設定したバージョンが確認できます。
% cd ~/Desktop/test_project
% pyenv version
3.13.9 (set by /Users/****/Desktop/test_project/.python-version)
上記とは違うフォルダにいけば、グローバルで設定したバージョンを確認することもできます。
% cd ~/
% pyenv version
3.14.0 (set by /Users/****/.pyenv/version)
冒頭で参考にしたサイトに以下の記載があり、今更ながら大変便利そうだなと思い、メモがてら投稿した次第です。
pyenvの真価は、チーム開発で発揮されます。
.python-versionファイルをGitリポジトリに含めることで、全員が同じバージョンを使用できます。また、古いプロジェクトのメンテナンスと新規開発を同時に行う場合にも重宝します。