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Oktaに関するアウトプットAdvent Calendar 2023

Day 11

Okta - Applications - template apps

Last updated at Posted at 2023-12-10

はじめに

今回はテンプレートアプリについて記載していきます。
結構使います。

テンプレートアプリ

特にSWAアプリにおいて、画面の作りによってCreate App IntegrationやBrows App Catalog(OIN)から作成できない、作成してもまともに動作しないものもあります。

そういったアプリについてはBrowse App Catalogからテンプレートアプリを選択して作成することで対応できることがあります。
今回は以下のテンプレートについて記載します。

  • Template Plugin App
  • Template Plugin App 3 Fields
  • Template Two Page Plugin App
  • Template Basic Auth App]
  • Template Frame Plugin App
  • Bookmark App

Template Plugin App

ログイン画面にID/PW入力欄とログインボタンがある場合に使用します。
ちょうどOktaのログイン画面みたいな感じです。

  • image.png

アプリ作成時には以下の項目を設定する必要があります。

  • Login URL
  • Username field
  • Password field
  • Login button
  • Checkbox
    • Checkboxは設定必須ではありません。
    • 設定することでチェックを入れられるようになります。

Template Plugin App 3 Fields

ID/PWに加えて会社コードなど追加項目が存在している場合に使用します。
例えば以下のような画面です。

  • image.png

アプリ作成時には以下の項目を設定する必要があります。

  • Login URL
  • Username field
  • Password field
  • Extra field selector
    • 追加項目のCSS Selectorを指定します。
  • Extra field value
    • 追加項目の値を指定します。
    • 例の画面だと企業IDの値を入力します。
  • Login button

Template Two Page Plugin App

IDを入力して次の画面に遷移し、パスワードを入力してログインするように2つの画面に分かれている場合に使用します。
Googleのログイン画面みたいな感じです。

  • image.png
  • image.png

アプリ作成時には以下の項目を設定する必要があります。

  • Login URL
  • Password page URL
  • Username field
  • Next button
  • Password field
  • Submit button

Template Basic Auth App

Basic認証の画面の場合に使用します。
サンプル画面ないかなーと思いましたが心当たりがなかったので割愛。
アプリ作成時には以下の項目を設定する必要があります。

  • URL
    • ログイン画面のURL
  • Auth URL
    • Basic認証のURL

Template Frame Plugin App

ログイン画面がiframeに埋め込まれている場合に使用します。
こちらも心当たりがなかったのでサンプル画面は割愛。
アプリ作成時には以下の項目を設定する必要があります。

  • Login URL
  • Frame URL
  • Username field
  • Password
  • Login button

Bookmark App

URLをOktaアプリとして作成します。
例えばログインが必要ない社内のポータルサイトなどを登録しておくとOktaから簡単にアクセスできるようになるので便利です。
アプリ作成時には以下の項目を設定する必要があります。

  • URL

Bookmark AppにはSAMLでの使い道もあります。
それは、SP-Initiatedにしか対応していないサービスの場合に有効な方法があります。
SP-Initiatedの場合、サービスのURLからログインする必要がありますが、そのログインURLをBookmark AppとしてOktaに登録しておくことで、疑似的にIdP-Initiatedのようにログインすることができるようになります。
これによって、Oktaのダッシュボード/ブラウザプラグインにアプリを集約することができます。

CSS Selectorの指定

じゃぁどうやって各ユーザーフィールドを指定するのか。
Copy CSS SelectorというChrome拡張を使うと右クリックで値を取得できるのでお勧めです。
自分で確認して設定したい方はChromeの開発者ツールを使って確認してください。

さいごに

いろいろなログイン画面をOktaに登録してみると使い方がわかってくると思います。
社内開発のWeb画面なども登録できるのでぜひやってみてください。

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