はじめに
私はプログラム初心者です。
コマンドとその意味の理解を深めるために、学んだことを記録していきます。
本記事の内容
git config コマンドのついて、学んだもの、調べたものを記録しています。
適宜編集、修正を行いますので、誤った理解のものがあれば、コメントをお願いします!
【git config】コマンドリスト
1.メールアドレスを設定する
$ git config --global user.email "mail@example.com"
Gitでリポジトリを扱うために、メールアドレスを設定するコマンドです。
メールアドレスを設定しない場合、コマンドラインからコミットするとユーザーが特定されないため、GitHubなどがコミットの作者情報を特定できず、プッシュ時に警告が表示されたり、公開するコミットの電子メールが空またはダミーになる可能性があります。
なお、普段使用しているメールアドレスに設定すると、公開リポジトリのコミット履歴に個人のメールアドレスが含まれることとなります。
スパムメールの受信や個人情報の流出リスクを低減するために、GitHubなどの非公開メールアドレスの使用が推奨されています。
2.ユーザー名を設定する
$ git config --global user.name "dummy-name"
Gitでリポジトリを扱うために、ユーザー名を設定するコマンドです。
これを読み解くと、 global 設定の user セクションに name というKeyで "dummy-name" という値を設定する、という意味になります。
3.メールアドレスの設定を確認する
$ git config user.email
このコマンドは、Gitに設定されているメールアドレスを表示します。
メールアドレスが設定されていない場合は、何も表示されません。
4.ユーザー名の設定を確認する
$ git config user.name
このコマンドは、Gitに設定されているユーザー名を表示します。
ユーザー名が設定されていない場合は、何も表示されません。
5.すべてのGit設定を確認する
$ git config --list
設定されているすべての Git 設定情報(user.name、user.email など)が表示されます。
情報がたくさん表示され、慣れない方は混乱すると思います。
その場合、後半の情報からの次の2行を探してみてください。
user.email=mail@example.com
user.name=dummy-name
このような表記があり、設定したメールアドレスとユーザー名が書かれていれば、まず安心です。
(参考)gitconfig の設定は3段階
git の config 情報の設定は、3段階に分かれています。
システム全体 system と、ユーザ全体 global と、対象リポジトリのみ local です。
設定は、 system, global, local の順に読み込まれます。
それぞれの設定箇所の内容をリスト出力するには git config コマンドにオプションを追加します。
例えば global の場合は、下記のように入力します。
$ git config --global --list
そして git config --list で大量に出力されていた内容をよく見てみると、次のように並んでいます。
$ git config --list
(git config --system --list の内容)
(git config --global --list の内容)
(git config --local --list の内容)