この本を読んだ理由
- ビジネス系の本を読んでいるとちょくちょく「デザイン思考」というワードが目についたのですが、「アジャイルっぽいけどなんか違うなぁ」という印象で気になっていたからです
- あと、薄い本(書籍だと約20ページ程度)で読みやすそうだったというのもありま
読んだ感想
- デザイン思考を一言でいうと「顧客からニーズを引き出しプロトタイプとフィードバックで顧客満足度を改善するというユーザー中心設計のための取り組み」といったところでしょうか
- アジャイルなどと被る点は多いなぁと思いました
- リーン/アジャイル/デザイン思考の違いはこの記事がわかりやすかったです
- 顧客のニーズを拾うという点を重視し、採算性やスケジュール管理の観点は優先度低めといった感じでしょうか
- リーン/アジャイル/デザイン思考の違いはこの記事がわかりやすかったです
- 「どうやってプロトタイプを作るのか?」や「効果測定はどうするのか?」など、方法論があまり定まっていない箇所が多い印象を受けました
- 本文中でリーンを組み合わせるなどの対策案は提示されていました
内容
デザイン思考の基本
- 考え方
- 共感
- コラボレーション
- アイデアをつぶさない
- やって考える
- イテレーション
- 拡大と縮小を繰り返す
- 複雑な状況を受け入れ解きほぐす
- 進め方
- 以下の4ステップを繰り返す
- 観察(Needfinding)
- 外に出て、ユーザーを観察してインタビューすることにより、何が起こっているのかを理解
- 洞察
- 得た情報を基にブレインストーミングの種となる「どうすれば…」という質問を作成
- ジャーニーマッピングやアフィニティ図を使うのがおすすめ
- コンセプト
- ブレストでアイデアを出す
- 出たアイデアから投票によりアイデアを絞りこむ
- プロトタイプ
- プロトタイプを作成する
- ユーザーテスト等を行いフィードバックを得る
-
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- デザイン思考による改善効果の測定方法
- 難しい😑
- バタフライ効果のようにじわじわ影響が広がる感じ
- 難しい😑
デザイン思考の始め方
- デザイン思考はサッカー⚽のようなもの。練習が必要
- チームに適用してみる
- コーチングを適用し継続的に改善
- ツールではなく文化を重視する
- 小さく始めてじわじわ大きくする
- サイクルは1ループ1週未満から始める
- 実装の仕方が定まらずに頓挫することが多い。リーンなどの手法を組み合わせて確実に実装する
- 心理的安全性を確保する
- 失敗しても責められないことが重要
- その他
- 何でもかんでもデザイン思考を適用するのは間違い