データを格納するといっても使い方によって必要なスペックは全く異なる。
AWSで提供されているS3のストレージクラスを以下にまとめる。
S3標準
通常のやつです。
イレブンナインの耐久性(Durability)を誇り、99.99%の可用性(Availability)です。
S3標準(低頻度アクセス)
データへのアクセスは随時可能だが、データの読み出し容量に対する従量課金が発生する。
その代わり、格納コストが安価。
アクセスしたいときは迅速さが求められるが、そこまでアクセスは発生しない、といった要件の時に出番。
S3 One Zone-IA
単一のAZのみでデータを複製しておくストレージクラス。名前の通り単一のAZでの保管となるため、当該AZで障害が発生したときはデータが失われてしまう。
S3 Intelligent
参照頻度を明確に決めることができないデータを取り扱う場合に使う。
S3とS3標準(低頻度アクセス)の二刀流であり、30日以上参照されなかったデータに関してはS3標準(低頻度アクセス)の方に移動される。頻繁に移動が発生する場合はコスト増につながることに注意。
S3 Glacier
こちらの記事でも記載したように、ほとんど参照されないアーカイブ目的のデータを保存する場所。
S3 Glacier Deep Archive
S3 Glacierよりもさらにアクセス頻度が少ないデータを想定している。
取り出しに標準で12時間。(すごい。。。)
GBあたりのストレージ単価はS3 Glacierと比較して最大75%OFF!!
とはいえ、どうやって使い分けるのよ。。。。
以下のフローチャートが大変参考になりました。
画像引用:6つのS3ストレージクラスの選択に迷った時みるチャートをつくってみた