Salesforce 認定アドミニストレーター試験レポート
この投稿は先日「Salesforce 認定アドミニストレーター試験」に合格しましたので、そのレポートになります。
【目次】
1.勉強法について
2.試験結果・感想
3.まとめ
1.勉強法について
私はSalesforceに触れたことがなく、未経験から今回の試験に向けて勉強をスタートしました。
勉強内容としては
- Trailhead(Trailmix)(公式)
- 模擬問題(公式・非公式)
の2つで
個人での勉強だけでなく、社内の勉強会にも参加していました。
①Trailhead(Trailmix)
Trailheadは以下のSalesforce公式のものを使用していました。
こちらのTrailmixでは、認定アドミニストレーター試験に必要な知識を十分に身に着けることができました。
文章だけでなくPlaygroundで実際にSalesforceに触れてみることができる点がよかったです。
未経験の方は、すぐに模擬問題に取り掛かるのはハードルが高いため必須級の内容だと思います。
進め方としては、後から簡単に振り返ることができるようノートにまとめながら進めていました。
また業務でSalesforceを使用しているので、実際の業務ではどのように使われているのかを確認したりもしていました。
社内の勉強会でもTrailheadを使用しており、アドミニストレーター資格保持者の方に解説していただきながら進めていました。
②模擬問題(公式・非公式)
模擬問題はweb上で検索した以下のものを使用し、計1100問程度を一部複数回行い累計1800問程度取り組みました。
模擬問題は翻訳が怪しかったり、解説が載っていないものが多かったので間違えたところは随時自分で調べるようにしていました。
公式
Salesforce認定アドミニストレーター試験のインタラクティブ型模擬試験(30問)
・公式ということもあって、実際の試験でも類似の問題が多く出題されたのでやっていてよかったと思います。
・注意する点としては、すべて英語のためGoogle翻訳する必要があり、言葉がおかしくなってしまうことが多々あるのでその場合は一度英文を確認してみるなど工夫が必要です。
非公式
Sales4box(424問)
キノタメ(75問)
Salesforce認定試験ハック(60問)
クイズジェネレーター(50問)
ゼロベース(40問)
Salesforce認定アドミニストレーター公式模擬問題を翻訳&解説してみた(153問)
note:解説:Salesforce認定アドミニストレーターPACK(60問)
無料ADM-201-JPN試験問題集 2023-11-16(104問)
無料ADM-201-JPN試験問題集 2023-10-06(102問)
・非公式のものは問題の難易度や解説の充実度がそれぞれ異なるため、一度解いてみて自分に合ったものは繰り返し行うようにしていました。
・私個人としては非公式のものを使用するのであれば基本的な知識を身に着けるために使用したり、解説が充実しているものを選ぶのがよいと思いました。
2.試験結果・感想
試験は105分で60問を解き、合格ラインは65%です。
結果は「合格」で、正答率は以下表の通り約76%です。
(単元ごとの問題数と結果得点は公表されないため、結果は計算により求めた想定値となります)
試験に使用した時間は90分程でした。内訳は30分弱で1周解き、そのあと60分ほどかけて見直しをしました。
単元 | 配点(%) | 問題数(想定) | 得点数(想定) |
---|---|---|---|
設定とセットアップ | 66 | 12 | 8 |
オブジェクトマネージャとLightning アプリケーションビルダー | 83 | 12 | 10 |
セールス&マーケティングアプリケーション | 71 | 7 | 5 |
サービス&サポートアプリケーション | 100 | 7 | 7 |
生産性向上とコラボレーション | 50 | 4 | 2 |
データ管理&分析 | 87 | 8 | 7 |
ワークフロー/プロセスの自動化 | 70 | 10 | 7 |
合計 | 100 | 60 | 46 |
内容としては、知識をそのまま聞いてくるのではなくシナリオがありそれに対して相応しい答えを聞いてくるものが多かったです。その点で公式の模擬問題がとても役立ちました。
またPlaygroundなどでSalesforceに触れていたことでそのような問題も解きやすかったので、こちらも重要だと感じました。
感想としては、模擬問題と類似しているものが多く、翻訳ミスなどもないためすらすらと解けました。
ただすらすらと解けた割には正答率が思っていたより低かったのが悔しいです。
3.まとめ
認定アドミニストレーターはSalesforceの資格の中では1番初歩的なものですが、範囲が広いので未経験の方にとっては少し大変な試験だと感じました。ですがその分、身につくものも大きいと思います。
今後はアプリケーションビルダーやデベロッパーといった試験にも続けて挑戦したいと思います。