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Python 3 エンジニア認定基礎試験 合格体験記

Last updated at Posted at 2025-09-16

はじめに

 このたびPython 3 エンジニア認定基礎試験を受験し、無事に合格することができました。ここでは、学習方法や実際に受験してみて感じたことを記しておきます。これから受験を考えている方にとって、多少なりとも参考になれば幸いです。

試験概要

試験名 Python 3 エンジニア認定基礎試験
概要 文法基礎を問う試験
問題数 40問(選択式)
試験時間 60分
合格ライン 正答率70%
形式 CBT
試験日程 通年

受験を決めた背景

 私自身はもともと大学時代からプログラミングに触れていましたが、C言語やJavaといった静的型付け言語が中心でPythonについては詳しくはありませんでした。なんとなく「動的型付けで、C言語やJavaに比べて易しい言語だ」というようなざっくりした認識を持ってる程度でした。
 社会人になってからPythonを使った自動化について教えていただく機会があり「一度Pythonの基礎をきちんと押さえておきたい」と思ったのが受験のきっかけです。

学習方法

 学習期間はトータルで15時間(3日)程度でした。まずは公式テキストである『Pythonチュートリアル』を3時間程度かけて斜め読みし、全体像をざっとつかみました。その後は以下の模擬試験サイトを集中的に利用しました。

 最初に模擬試験を解いた段階では予想外に模擬問題は難しく、正答率は5割から6割程度でした。そこで、間違えた問題については必ず『Pythonチュートリアル』に立ち返り、正しい答えを確認してから再び模擬試験に挑戦しました。その結果、二度目は8割から9割程度の得点を取れました。
 上記の模擬問題だけでも各回40題×6回分があるので合格のための演習量としては十分と思います。試験直前は『Python 3 チュートリアル』の不安な箇所を読み返して過ごしました。

試験本番

 本番の試験はCBT方式です。出題範囲は模擬試験で繰り返し触れていた内容が多かったという印象です。時間はかなりあるので処理を目で追って考えれば解けるような問題は確実に見直すよう心がけました。最終的な結果は825点(合格基準は1000点中700点以上)で合格となりました。

試験を終えて

 体系的にPythonの勉強をする機会はなかなかないので、とても良い学習になったと感じています。普段何気なく書いていたコードの背景にある言語仕様を改めて理解できたことで、Pythonという言語への信頼感が増しました。
 この試験に合格したからといってすぐに高度なPythonプログラマーになれるわけではないと思います。しかし、基礎を固める一つの区切りとして、非常に有意義な経験でした。

これから受験する方へ

 模擬試験を徹底的にやることをお勧めします。試験範囲は限られているので、模擬試験で間違えた問題を中心に復習するだけでも、合格が見えてくると思います。試験の難易度に関わらず、資格取得は良い学びになるし、それ以前に楽しいことでもあると思います。皆様の合格を応援しております!

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