Express
Node.jsのためのWebアプリケーションフレームになり
簡単にWebサーバーを作成できるので作っていく。
※外部APIを呼び出すことができないがAPI仕様書がある場合に
モックサーバーを作ってテストを行ったりしました。
今回はDockerを用いず自分のパソコンにWebサーバーを作成します。
実装してみる
Node.jsでプロジェクトを始める方法は下記ページを見てください。
Node.jsを私用パソコンで始めてみる
今回作成するフォルダ構成は以下になります。
- src
|- app.js
|- package.json
|- package-lock.json
|- node_modules
※もしNode.jsを私用パソコンで始めてみる、でtest
ディレクトリを作り、
npm init -y
を実行していただいた場合は、test
ディレクトリ直下にsrc
ディレクトリを作成し
package.json
をsrc
に移動してください
Expressをインストールする
Expressをインストールするためにコマンドプロンプト or ターミナルを開き、
srcフォルダまで移動してください。
カレントディレクトリがsrc
になっている状態で以下のコマンドを実行してください。
npm install express
package.jsonに以下の表示ができ、node_modules
ディレクトリが作成されます。
"dependencies": {
"express": "^4.19.2"
}
サーバーを作成
src
フォルダ内でapp.js
ファイルを作成してください。
app.js
ファイルに以下のコードを記載してください。
※各行で何を行っているかはコードのコメントを確認してください。
// Expressモジュールを読み込む
const express = require('express');
// Expressインスタンスを生成する
const app = express();
// ポート番号を変数に宣言しておく
const PORT = 8000;
// GET でhttp://localhost:8000がリクエストされたら実行される処理
app.get('/', (req, res) => {
console.log('app.get(/)が実行されました');
res.status(200).send('Hello, Express get method');
});
// POST でhttp://localhost:8000がリクエストされたら実行される処理
app.post('/', (req, res) => {
console.log('app.post(/)が実行されました');
res.status(200).send('Hello, Express post method');
});
// 指定されたポートでサーバーを起動
app.listen(PORT, () => console.log(`listen on port... ${PORT}`));
サーバーを起動する
コマンドプロンプト or ターミナルでsrc
フォルダへ移動し下記コマンドを実行してください。
node app.js
その後に以下のような出力があるとサーバーが起動しております。
listen on port... 8000
動作確認
サーバーを起動で利用したコマンドプロンプト or ターミナルとは別で新しいウィンドウを開いてください。
新しく開いたウィンドウで以下のコマンドを実行してください。
curl http://localhost:8000
下記レスポンスが返ってきます。
Hello, Express get method
また、サーバーを立ち上げるときに利用したウィンドウでは以下が出力されます。
app.get(/)が実行されました
POSTメソッドを確認する場合は以下のコマンドを実行してください。
curl -X POST http://localhost:8000
下記レスポンスが返ってきます。
Hello, Express post method
また、サーバーを立ち上げるときに利用したウィンドウでは以下が出力されます。
app.post(/)が実行されました
簡易的なWebサーバーの作成が出来ました。
これから少しずつ改良していきます。