Xcodeでデバッグ出力を確認する場合の問題点
実機でiOSアプリのデバッグをする場合、
デバッグ出力を見る一般的な方法はXcode上で確認する方法だと思います。
もしくはXcodeのメニューバーからWindow=>Devicesと選択してデバイスを選択すると、
デバッグ実行中でなくても確認できますし、アプリ以外のログも見れますね。
ただ、この方法だと、特定のログだけを確認したい場合に結構不便です。
もちろん検索はできますが、ヒットした行以外も表示されたままだとやはり見難いです。
ログをgrep(フィルタリング)しながら確認する
1. libimobiledevice
libimobiledevice を使うと、ターミナル上で実機のログを簡単に確認することができます。
ターミナルで確認できるということはgrepし放題です。捗ります。
How to use
Homebrewでインストールできるので、まずはこちらのページ等を参考にインストールしましょう。
Idevicesyslog | krypted.com
インストールが終わったら、次のようにしてログを出力できます。
$ idevice_id -l
58efd2e8341certef963ed39411a2ee6b7asd7c3
$ idevicesyslog -u 58efd2e8341certef963ed39411a2ee6b7asd7c3
grepしたいなら
$ idevicesyslog -u 58efd2e8341certef963ed39411a2ee6b7asd7c3 | grep "Any Word"
2. iOS Console
オープンソースなソフトウェアではないので、信頼できない場合は使用を控えた方が良いですが、こちらのアプリでも簡単に任意の文字列でフィルタリングしながらログを確認できます。
右上のFilterという検索窓に任意の文字列を入れるとリアルタイムにフィルタリングしてくれます。
ただ、OR検索ができないので、OR検索したい場合はlibimobiledeviceとgrepを組み合わせた方が良さそうです。