概要
Spring Boot + MySQL + MyBatisを使って、タスク管理アプリケーションを作成しました。
忘備録として、Spring Boot + MySQL + MyBatisの使い方と、作成したアプリケーションの起動方法をまとめます。
環境
- macOSバージョン：12.3.1
- Spring Bootバージョン：3.0.0
- Javaバージョン：17.0
- MySQLバージョン：8.0
事前準備
以下を参考に、MacにJava 17、MySQL 8.0、STS（Spring Tool Suite 4）をインストールします。
MyBatisの使い方
MyBatisは、Javaでデータベースを扱うためのフレームワーク。
ざっくりとして使い方としては、
「src/main/resource/template/任意のフォルダ/ファイル名.xml」に、DBを操作するためのSQLをxml形式で記載します。
「src/main/resource/java/任意のフォルダ/ファイル名.java」に、@Mapperアノテーションをつけて、上記SQLを呼び出します。
上記xmlとjavaファイルは、同じフォルダ構成、ファイル名にする必要があります。
参考：https://camp.trainocate.co.jp/magazine/about-mybatis-spring/
タスク管理アプリケーション
以下に、作成したタスク管理アプリケーションのソースコードを作成したので、git cloneコマンドよりソースコードを取得します。
https://github.com/s-kii3/TaskList/tree/v1
ディレクトリ構成
今回作成するプロジェクトのディレクトリ構成は以下となります。
| ファイル名 | 内容 |
|---|---|
| src/main/java/~/controller | コントローラーの内容を記載 |
| src/main/java/~/controller | サービス（業務ロジック）の内容を記載 |
| src/main/java/~/repository | DBへアクセスするための内容を記載 |
| src/main/java/~/entity | DBから取得したレコードを格納するための内容を記載 |
| src/main/resource/~/repository | MyBatisで実行するSQL文（XMLファイル）を記載 |
| src/main/resource/template | ビューの内容を記載 |
| src/main/resource/schema.sql | テーブル定義を記載 |
| src/main/resource/data.sql | 初期データを記載 |
アプリケーションの起動
ダウンロードしたディレクトリ配下に移動して以下コマンドを実行します。
# ビルド
$ gradle build
# 実行
$ java -jar build/libs/TaskList-0.0.1-SNAPSHOT.jar
http://localhost:8080/ にアクセスすると、タスク管理アプリケーションが表示されます。
参考
https://qiita.com/t-yama-3/items/969825d5c1bc4a16866d
https://medium-company.com/spring-boot-mybatis/