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Claude Code v2.1.248〜v2.1.250|実行系ツールを丸ごと外す --restricted|毎日Changelog解説

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Claude Codeの公式Changelogをリリースから最速で翻訳・解説しています。

--restricted フラグ 1 つで、コマンド実行系のツールと WebFetch を外した Claude Code を起動できるようになりました (v2.1.248)。設定ファイルも読み込まないため、CI や埋め込み先の挙動が settings.json に左右されません。同じ版には、 /ultrareview が秘匿ファイルをクラウドへ送っていた問題の修正も入りました。

  • --restricted モードの追加 - コマンド実行と WebFetch を外し、設定ファイルも読まない起動モード (v2.1.248)
  • 秘匿ファイルのクラウド送信を修正 - prod.env 系や credential の一時コピーまで /ultrareview が送っていた (v2.1.248)
  • プロンプトキャッシュミスを 2 件修正 - 長時間セッションで約 1 時間ごとに外れていた問題など (v2.1.248)
  • experimental.cacheTtl の追加 - プロンプトキャッシュの TTL をエージェント単位で指定 (v2.1.248)

--restricted が実行系ツールを丸ごと外す

v2.1.248 から、コマンドやコードを実行する組み込みツールと WebFetch を外した状態で Claude Code を起動できます。 ファイルツールは残りますが、触れるのは作業ディレクトリの内側だけ。

claude --restricted
# または環境変数で
CLAUDE_CODE_RESTRICTED=1 claude

外したツールを戻す口もあり、 --tools で名指ししたものだけ復活します。 bypassPermissions は付けても通りません。「読み書きはさせたいが、実行はさせたくない」という構成を、permission ルールを並べずにフラグ 1 つで作れます。

設定ファイルを読まない徹底ぶり

対象読者: Claude Code を CI・バッチ処理・他システムへの埋め込みで動かしている人

v2.1.248 の --restricted は、user・project・local の設定ファイルも無視します。リポジトリ側の .claude/settings.json に何が書かれていても、そこに定義した hook や permission ルールを Claude Code は読み込みません。

prod.env がクラウドに上がっていた

/ultrareview とローカル起点のクラウドセッションが、 prod.env 系ファイルや *.tfvars への未コミット編集、credential ファイルのエディタ一時コピー ( key.pem.tmp や id_rsa.swo など) をクラウド環境へ送っていました。v2.1.248 以降、これらのファイルは手元のマシンから出ません。

本番の値を置いたまま /ultrareview を実行していた環境では、コミット前の差分がレビュー用のクラウド環境へ渡り得ました。修正はアップロード全体の停止ではなく、この種のファイルを同期対象から外す形です。

約 1 時間ごとのキャッシュミスが直った

長時間セッションで、おおよそ 1 時間に 1 回プロンプトキャッシュが外れていました。原因は、OAuth トークンのリフレッシュ後に Claude Code がツール定義を再レンダリングしていたことでした。extended thinking の文脈も、このタイミングで一緒に消えていました。

もう 1 件、 --resume 絡みの修正も入っています。usage overage に入ったアカウントでは ScheduleWakeup ツールの定義が元セッションと再開後で食い違い、再開直後のターンが全キャッシュミスになっていました。どちらも v2.1.248 で直っています。

プロンプトの膨らみにも手が入り、Workflow ツールの説明文は約 5.7k トークンから約 1k トークンまで縮みました。スクリプトの書き方は同梱の workflow-authoring スキルへ移っています。

experimental.cacheTtl で TTL をエージェント単位に

v2.1.248 では、エージェントの frontmatter に experimental.cacheTtl を書くと、そのエージェントのプロンプトキャッシュ TTL を指定できます。値に書けるのは "5m" と "1h" の 2 つ。サブエージェント全体の TTL 設定が無い場合に、Claude Code はこの値を使います。

運用に触れる残りの変更

すべて v2.1.248 の変更です。

変更 内容
SendMessage / ListAgents Bedrock・Vertex・Foundry とテレメトリ無効の環境でも、同一マシンのセッション間メッセージが動く
/loop 自己ペースの dynamic モードとプロンプト無しの自律実行が、Bedrock・Vertex・Foundry でも常時使える
Desktop セッションの保持 30 日で消えていた問題を修正。アプリ内にある間は削除されず、 desktopSessionCleanupPeriodDays が免除期間の上限
ログイン画面への強制移動 別の Claude Code プロセスがトークン更新ロックを握っていても、リトライ可能なエラーを返すように変更
MCP の headersHelper 401 応答で OAuth discovery へ落ちず、helper を再実行して呼び出しをリトライ
server-managed settings 読み込みに失敗すると起動時に警告し、 /doctor と /status が理由を表示
/usage-credits AWS Marketplace 経由や self-serve の Enterprise で、メンバーが管理者へ上限引き上げをリクエストできる
agent view の shift+enter 改行の挿入に変更。dispatch して attach するのは ctrl+enter

v2.1.250 は定型文 1 行

Bug fixes and reliability improvements

changelog にあるのはこの 1 行だけで、何が直ったかの記述はありません。リリースは v2.1.248 の約 2 時間半後でした。

足すより絞る回

v2.1.248 で増えたのは機能より制限で、実行できる範囲とクラウドへ出るファイルの両方が狭まりました。約 1 時間ごとに外れていたプロンプトキャッシュも止まり、長く開いたセッションのトークン消費はその分だけ減ります。

前回: Claude Code v2.1.247|不具合報告を Claude が下書きする SendFeedback|毎日Changelog解説

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