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Amazon RDSを使用してデータベースサーバーを構築しよう

Last updated at Posted at 2024-11-25

実務で、Amazon RDSを使用してデーターベースサーバーを構築することがあったのでその備忘録です。

はじめに

▼環境

  • AWSアカウント
  • Windows PC
  • Windows Powerhell

ステップ1: EC2インスタンスを作成する

データベースサーバー用のEC2インスタンスを作成します。
作成の方法はこちらをご覧ください。

ステップ2: RDSでデータベースを作成する

AWSコンソールにログインをし、サービス検索からRDSを検索し、クリックします。

スクリーンショット 2024-11-25 210618.png

RDSを開くとデータベースの作成ボタンがあるのでそちらをクリックします。

スクリーンショット 2024-11-25 210721.png

データベースの作成画面が出てくるので、データベースの作成を行っていきます

(1) データベース作成方法を選択

標準作成を選択

スクリーンショット 2024-11-25 211324.png

(2) 「エンジンのオプション」を設定する

「エンジンのオプション」で「MySQL」を選択します。
さらに、「バージョン」で「MySQL 8.0.39」を選択します。
選択肢に「8.0.39」が存在しない場合には、バージョンが「8.0」から始まるものを選択してください。

(3)「テンプレート」を選択する

「テンプレート」で「無料利用枠」を選択します

スクリーンショット 2024-11-25 211628.png
スクリーンショット 2024-11-25 211652.png
スクリーンショット 2024-11-25 211720.png

(4)データベースの詳細を設定する

詳細設定を行っていきます。

  • DB インスタンス識別子: database-practice
  • マスターユーザー名: root
  • 認証情報管理: セルフマネージド
  • マスターパスワード: 作成したパスワード
  • マスターパスワードを確認: 作成したパスワード

パスワードは必ずメモするか、パスワード管理ツール等に保存しておいてください。

スクリーンショット 2024-11-25 212421.png

(5)「インスタンスの設定」を行う

「バースト可能クラス」から「db.t3.micro」(無料利用枠)を選択してください。

スクリーンショット 2024-11-25 212526.png

(6)「ストレージ」を設定する

ストレージの自動スケーリングを有効にする」のチェックを外し、ストレージの割り当ては20を入力してください。

スクリーンショット 2024-11-25 212724.png

(7)「接続」を設定する

  • コンピューティングリソース: EC2 コンピューティングリソースに接続しない
  • パブリックアクセス: あり

スクリーンショット 2024-11-25 213138.png

スクリーンショット 2024-11-25 213148.png

(8) 「追加設定」を行う

「モニタリング」の項目の下にある「追加設定」をクリックして画面を拡張します。

  • 最初のデータベース名: practicedb
  • DB パラメータグループ: default.mysql8.0
  • オプショングループ: default.mysql-8-0

スクリーンショット 2024-11-25 213513.png

最後に、ページの最下段にスクロールし、データベースの作成をクリックします。

ステップ3: DBインスタンスの詳細を確認する

作成されたデータベースは、RDSダッシュボードの「データベース」で確認できます。
データベース名をクリックすると、このデータベースの詳細が表示されます。
「概要」の「ステータス」が利用可能になっていれば、アクセスできる状態です。

スクリーンショット 2024-11-25 214433.png

ステップ4: 「セキュリティグループのルール」を変更

VPCセキュリティグループ」に表示されているVPCセキュリティグループをクリックします。

スクリーンショット 2024-11-25 214636.png

「インバウンドルール」タブをクリックし、インバウンドのルールを編集をクリックします。
タイプをMySQLを選択し、ソースはカスタム、0.0.0.0/0を選択してください。
入力できたら、「ルールを保存」をクリックします。

スクリーンショット 2024-11-25 215108.png

ステップ4: EC2からRDSへ接続する

DBインスタンスの起動を確認できたら、次に、EC2から接続します。
作成したインスタンスにログインをします。ログインの仕方がわからない人はこちらを参考にしてください。

ステップ5: MariaDBクライアントをインストール

データベースに接続するには、専用のソフトが必要です。
MySQLの接続に必要なクライアントソフトをインストールします。

sudo yum install -y mariadb105

ステップ6: MySQLに接続する

「mysql」コマンドで接続します。コマンドは、以下のような構造になっています。

mysql -u (マスタユーザ名) -p -h (エンドポイント)

「-u」はユーザ名、「-p」はパスワードの入力、「-h」は接続先の情報を表すオプションです。「エンドポイント」は、RDSメニューで確認し、入力してください。
※ パスワード入力時に、文字や伏せ字は画面表示されません。

[ec2-user@ip-xx-xx-xx-xx ~]$ mysql -u root -p -h rds-mysql-server.xxx.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com
Enter password:
Welcome to the MySQL monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 15
Server version: 5.7.22-log MySQL Community Server (GPL)

Copyright (c) 2000, 2017, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

mysql>

これで、MySQLに接続することが確認できました。

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました!

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