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AWSのEC2を使って、Nodeサーバーを構築してみようpart2

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今回はpart2ということで、part1で作成したEC2インスタンスへログインを行っていきます。
まだ、part1を読んでいない方は、こちらからご覧ください!
それではさっそくやっていきましょう!

はじめに

今回はWindowsでSSHキーを用いてEC2インスタンスへのログインを行っていきます。

▼環境

  • Windows PC
  • Windows Powershell

ログイン手順

▼ステップ1
Windows Powershellを管理者権限で開く。開くと下記のようなターミナルが表示されます。

スクリーンショット 2024-11-14 153340.png

▼ステップ2

以下のコマンドを実行する

1. セキュリティ強化のためのコマンド
秘密鍵ファイルなどの重要なファイルに対して、不要なアクセス権が他から継承されないようにする

icacls "秘密鍵ファイルのパス" /inheritance:r
詳しい意味
  • icacls:
    Windowsでファイルやフォルダーのアクセス権を表示、変更するためのコマンド。

  • "秘密鍵ファイルのパス":
    part1で作成した秘密鍵ファイルを指定(例: C:\path\to\privatekey.pem)

  • /inheritance:r:
    継承されているアクセス権(親フォルダから受け継がれているアクセス権)を削除


2. 現在のユーザーに読み取り権限を付与するためのコマンド
秘密鍵ファイルなどの重要なファイルに、他の不要なアクセス権を削除した上で、自分自身のみが読み取れるようにする

icacls "秘密鍵ファイルのパス" /grant:r "$($env:USERNAME):R"
詳しい意味
  • icacls:
    上記同様

  • "秘密鍵ファイルのパス":
    上記同様

  • /grant:r:
    指定したユーザーへのアクセス権を「付与」し、他のアクセス権は削除

  • "$($env:USERNAME):R":
    現在ログインしているユーザー名を取得するPowerShellの変数


3. Windowsで指定されたファイルの所有権を現在のユーザーに変更するコマンド
システム管理者や他のユーザーが所有しているファイルでも、自分の管理下に置くことができるため、ファイルのアクセス権を設定しやすくなる

takeown /f "秘密鍵のファイルパス"
詳しい意味
  • takeown:
    Windowsのコマンドで、ファイルやフォルダーの所有権を取得するコマンド

  • /f "秘密鍵のファイルパス":
    /f は「file(ファイル)」の略で、特定のファイルを対象に指定


4. SSHを使ってAmazon EC2インスタンスにリモート接続するためのコマンド
指定した秘密鍵を使って、EC2インスタンスのLinuxユーザー (ec2-user) としてログインする

ssh -i"秘密鍵のファイルパス" ec2-user@"パブリック IPv4 DNS"
詳しい意味
  • ssh:
    SSHプロトコルを使用してリモートマシンに接続するコマンド

  • -i "秘密鍵のファイルパス":
    SSH接続に使用する秘密鍵ファイルを指定する

  • ec2-user@:
    Amazon Linuxや一部のLinuxディストリビューションでEC2インスタンスにログインする際に使用するデフォルトのユーザー名

  • "パブリック IPv4 DNS":
    接続したいEC2インスタンスのパブリックIPv4 DNSを指定。AWSのEC2コンソールでインスタンスの「詳細情報」から確認できるパブリックDNS

スクリーンショット 2024-11-14 161742.png

最後のコマンドを実行すると、「Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?」と出てくるので、"yes"と入力する。

下記と同じように表示されたらログイン成功です!!

スクリーンショット 2024-11-14 162212.png

おわりに

今回は、自分のPCからEC2インスタンスにSSHで接続する方法を見ていきました。次回は、EC2インスタンスにNginxなどのソフトウェアをインストールしていきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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